シラバス情報

授業科目名
情報活用基礎2
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
1単位
科目ナンバリング
E-IN-103P
担当教員名
松本 慎平
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・マルチメディア表現及び実習(実習を含む) 
この授業の基礎となる科目
情報活用基礎1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、情報分野に関する専門的知識および基礎的技能として、「ウェブサイト作成」「データベースの活用」「ウェブプログラミング」の三つを修得し、実際に作業できるようになることです。教員から学ぶだけでなく、自
律的に学修する場を提供する科目です。
(受講生の到達目標)
到達目標1; 「ウェブサイト作成」について、HTMLやCSSを用いて実際に作業できるようになること。
到達目標2; 「データベースの活用」について、実際に作業できるようになること。
到達目標3; 「ウェブプログラミング」について、JavaScriptを用いて実際に作業できるようになること。
【授業の概要】
「ウェブサイト作成」は、Windows用のエディタアプリケーションとブラウザを用いて行ないます。
「データベースの活用」は、Microsoft Accessを用いて行ないます。
「Webプログラミング」は、Windows用のエディタアプリケーションとブラウザをを用いて行ないます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 ホームページ作成入門 ホームページの仕組み・HTMLでのホームページ作成
第2回 ホームページ作成環境を利用したホームページ作成の基礎 ホームページ作成環境・編集手順
第3回 リンク、複数ページの作成 リンクの作成,複数ページの作成
第4回 ホームページのデザイン,レイアウトの設計 デザイン、レイアウトの設計と実装方法について
第5回 ホームページの公開 ホームページの公開の仕方・閲覧確認
第6回 データベース管理システムの基礎 データベースとは・データベース管理システムの基礎・フィールド・レコード・テーブル・フォーム・レポート
第7回 データ操作 検索・並べ替え(ソート)・クエリ
第8回 複数のテーブルに跨るデータ操作 複数テーブルの横断・操作方法
第9回 データを纏めて書き換える操作 データ操作の分類・操作方法
第10回 他のアプリとデータをやり取りする機能 他のアプリとのデータのやり取り・インポート・エクスポート
第11回 プログラミング言語の基礎 ウェブプログラミングとは
第12回 変数と配列 変数とは,配列とは
第13回 条件判断-(1)if文 条件判断・if文の初歩・真と偽・関係演算子
第14回 条件判断-(2)while文、for文 繰返し・while文の初歩・for文の初歩
第15回 ウェブプログラミングの発展

(授業の方法)
・授業は15回全て,Moodleにアップロードされた電子教材や,プロジェクタに投影された教員の操作を見ながら,学習者が自身のPCで演習を行います.そのため,毎回,PCをご持参ください.
・Microsoft Office,Microsoft Edge,Visual Studio Codeの最新版を想定して演習を行います.演習の際には,Googleアカウントの取得や,クラウドサービスのアカウント取得を行うことがあります.
・授業中に適宜演習時間を設け,机間巡視,机間指導を行いながら習熟度を確認します.その際,個別に質問も受け付けます.
テキスト・参考書
Moodleに講義資料を公開します
授業時間外の学修
(事前学修)
指定の講義資料の該当部分に目を通しておきましょう

(事後学修)
演習問題やレポート問題を適宜解き直しましょう
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
毎回の提出課題(70%)、学習姿勢・意欲(30%)
期末テストはありません.

(成績評価の基準)
到達目標1;「ホームページ作成」に関する問題に、正しく答えることが出来ている。
到達目標2;「データベースの活用」に関する問題に、正しく答えることが出来ている。
到達目標3;「文字列処理を中心とした、簡単なプログラミング」に関する問題に、正しく答える
ことが出来ている。
備  考
授業中にできなかった部分や、欠席した授業の内容は次回の授業までに習得しておく
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
広島北部地域職業訓練センターにて,Windows操作基礎,ワード,エクセル,パワーポイント,弥生会計の講師を担当し,受講者の再就職を支援した.他,文部科学技官(弓削商船高等専門学校勤務)として,情報教育及び教員の補助業務を行った.