教員名 : 中村 隼明
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授業科目名
生物科学入門
開講年次
カリキュラムにより異なります。
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-NS-211L
担当教員名
中村 隼明
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
<授業の目的>
本授業の目的は、ヒトを含める動物の生命活動がどのようなしくみで営まれているかについて理解を深めることである。このため、日常生活や社会と紐づけて「生物のしくみ」と「生物の利用」について学習し、賢い消費者として現代の農業や食生活、環境の問題などにも関心を高め、自らの考えを提示できるようになることを目指す。 <受講生の到達目標> 到達目標1:生物や生命現象に対する探求心を高める。 到達目標2:生物学の基本的な概念や原理について説明できる。 到達目標3:農業や食生活、環境などの問題を提起し、自身の考えを提示できる。 【授業の概要】
前半では、基礎的な「生物のしくみ」について、細胞レベルから個体レベルまでの生命を維持するための機能を中心に、遺伝や生殖、発生も含めて学習する。後半では、ヒトによる「生物の利用」として、食料生産の歴史と現状、畜産物が動物の体内で作られるしくみ、さらにはヒトの健康と食品の関係や食料生産と環境の関係について学習する。
【授業計画と授業の方法】
<授業計画>
第 1回 生命の単位としての細胞 第 2回 生物とヒトの進化 第 3回 生命を維持するための物質 第 4回 栄養摂取のための消化 第 5回 物質とエネルギーの代謝 第 6回 個体の恒常性維持: 体液と循環 第 7回 個体の恒常性維持: 神経とホルモン調節・免疫機能 第 8回 中間試験 第 9回 遺伝子と遺伝1 第10回 遺伝子と遺伝2 第11回 生殖と発生 第12回 バイオテクノロジーと私たちのくらし 第13回 卵が作られるしくみ 第14回 家畜化と品種改良 第15回 生物と環境 第16回 期末試験 <授業の方法> 授業はすべて、パワーポイントで作成されたスライドを用いて教員が講義する形式で実施する。講義中は随時質疑を受け付け、板書を利用して適宜補足する。講義資料は授業後に配布するので、復習に活用すること。 テキスト・参考書
適宜資料を配布する
授業時間外の学修
<事前学修>
各授業の最後に次回の内容について説明する。書籍やインターネットを適宜活用して自主的に予習すること。 <事後学習> 講義資料を活用して復習すること。復習中の質疑については、次回の授業の冒頭にて受け付ける。 成績評価の方法と基準
<成績評価の方法>
中間試験(50%)、期末試験(50%) <成績評価の基準> 到達目標1:生物や生命現象の用語に関する知識を問う問題について正答することができる。 到達目標2:生物学の基本的な概念や原理に関する知識を問う問題について正答することができる。 到達目標3:農業や食生活、環境などの問題と、それに対する自身の考えや解決案を記述することができる。 備 考
授業後の復習と、中間および期末試験前の学習を強く推奨する。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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