教員名 : 林 宏
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授業科目名
デザイン学特講
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度前期、2024年度後期
単位数
4.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
林 宏
担当形態
【科目の位置付け】
【科目の位置付け】 教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校専修免許・高等学校専修免許 美術) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・教科及び教科の指導法に関する科目 この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
企業家や実務家を含む作家・専門家によるオムニバス形式の授業を通し、「デザインとは」という問いについて理論と実践を学ぶことが授業の目的です。 (受講生の到達目標) ・到達目標1;芸術表現と社会との関わりを理解し、それらを通じて知識や情報を得て、広い視野を持つことができる。 ・到達目標2;自らの考えを体系化し、記述することができる。 ・到達目標3;課題を解決するために、自ら問題を分析することができる。 【授業の概要】
(黒田):様々な映像作品を鑑賞しどのような観点で作られたのか検証し、ディスカッションを交えて新たな視点から自身のこれまでの作品を捉え直していく。
(林) :制作における素材、技法、ツールとの関わりの中でのこだわりをプレゼンテーションとディスカッションを通して言語化する。 (亀岡):学生たちが実務で役立つ知識を習得できるよう、具体的事例を交えながら著作権法講義を行う。 (太田):景観保全と土木デザインによる地域活性化について、国内外の例とディスカッションを交えて考える。 (真野):都市の創造性を支える為の様々な方法について、主に建築、都市デザインの視点から解説する。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:(専任教員 黒田)映像によって発生する視点 —動くことで生まれる現象について—「講義」 第2回:(専任教員 黒田)視点の在処 —見ていたことを考える—「講義」 第3回:(専任教員 黒田)自身の作品にある視点は何か「グループディスカッション」 第4回:(専任教員 林)自身の製作におけるこだわりについて「講義」 第5回:(専任教員 林)それぞれの製作におけるこだわりについてのプレゼンテーション 「発表」 第6回:(専任教員 林)製作におけるこだわりについての考察 「グループディスカッション」 第7回:(亀岡+林)著作権法入門—著作権の特色及び著作物性1(著作権で保護される著作物とは何か)「講義」 第8回:(亀岡)著作権法入門—著作物性2(具体的事例の検討)「講義」 第9回:(亀岡)著作権法入門—著作権の内容とその侵害1(複製権,著作者人格権など)「講義」 第10回:(亀岡)著作権法入門—著作権の内容とその侵害2(具体的事例の検討)「講義」 第11回:(亀岡)著作権法入門—著作権の制限1(引用,写り込み,フェアユースなど)「講義」 第12回:(亀岡)著作権法入門—著作権の制限2(引用に関する具体的事例の検討)「講義」 第13回:(亀岡)著作権に関する諸問題1「講義」 第14回:(亀岡+林)著作権に関する諸問題2「講義」 第15回:(太田+林)景観のデザイン「講義」 第16回:(太田)土木デザインの波及効果「講義」 第17回:(太田)日本の景観・デザインによる地域活性化「講義」 第18回:(太田)欧州の景観保全・活用による地域活性化「講義」 第19回:(太田)景観をデザインする(その1)景観のデザインを理解する「講義」 第20回:(太田)景観をデザインする(その2)景観を分解する「講義」 第21回:(太田)景観をデザインする(その3)景観をデザインする「講義」 第22回:(太田+林)景観をデザインする(その4)景観のデザインをデザインする「講義」 第23回:(真野+林)都市の創造性とデザイン:その起源「講義」 第24回:(真野)都市の創造性とデザイン:概念と運動「講義」 第25回:(真野)歴史的都市の形成過程「講義」 第26回:(真野)歴史的都市の資産と保全「講義」 第27回:(真野)都市・地域再生の潮流:戦後から高度成長期まで「講義」 第28回:(真野)都市・地域再生の潮流:現代の到達点と課題「講義」 第29回:(真野)地域におけるプロジェクトのデザイン:地域資源の発見と編集「講義」 第30回:(真野+林)地域におけるプロジェクトのデザイン:プロセスと情報のデザイン「講義」 (授業の方法) 第1回から6回は専任教員による講義、第7回から30回は非常勤講師による講義 テキスト・参考書
使用しない
授業時間外の学修
(事前学修)各非常勤講師による授業回で指示を確認すること。
(事後学修)各非常勤講師による授業回で指示を確認すること。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
教員に質問をするなど授業への積極的な参加(50%) 、レポートと課題(50%) (成績評価の基準) ・到達目標1;芸術表現と社会との関わりを理解し、それらを通じて知識や情報を得て、レポート等において自身の言葉でまとめることができているか。 ・到達目標2;自らの考えを体系化し、記述することができているか。 ・到達目標3;課題を解決するために、自ら問題を分析することができているか。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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