シラバス情報

授業科目名
TOEIC1
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-FL-201L
担当教員名
池森 典子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
総合英語1,2
次に履修が望まれる科目
TOEIC 2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業ではTOEICの実践に則したテキストの問題演習やe-Learningでの学習を通して、TOEICに対応するための英語の語彙力や文法力、リスニング能力を高め、英文を正確かつスピーディーに読む読解力を身につけることを目的としています。また、テキストの各ユニットに沿って取り上げられる様々な表現や文化的背景への理解を深め、英語コミュニケーション能力・表現能力の向上を目指します。

(受講生の到達目標)
到達目標1:TOEICの頻出語句や表現を習得し、基本的な英語を聞いたり読んだり内容を理解できる
到達目標2:ある程度まとまった内容の英語を聞いて理解し、また複数の文書を読み、関連性と内容が理解できる
到達目標3:TOEICの問題を解くためのストラテジーを習得し、実際の問題形式に対応できる

【授業の概要】
TOEIC(TOEIC® LISTENING AND READING TEST)は、現在日本でも多くの企業や大学で英語力判定の材料として使われています。この授業では、TOEIC新形式でよく出題される様々なパターンの問題を実際の日常生活やビジネスの場などの各テーマに沿っておこない、基本的な英語力の向上から実践力を伸ばし、TOEIC のスコア向上につなげていきます。
TOEICの頻出単語、文法項目を頻度順に学ぶことができます。また、聞き取りにくい発音や体系的なリスニング問題をディクテーションと合わせて各回継続して取り組んでいくことにより、音声や問題形式に慣れ、実際のTOEIC試験に備えスコアップする力を養うことができます。リーディング問題については、英文を読むうえで注意すべき点を確認しながら英文を正確かつスピーディーに読む方法を実践問題を通して学んでいきます。また各ユニットのテーマ背景にある文化的な違いや表現についても説明をしていきますので、英語圏の文化的な理解を深めることができます。
TOEICの実践問題で使われる表現を積極的に実際に自分で発音し、状況設定や文脈をくみ取りながらペアやグループで会話練習などを行うことによりコミュニケーション能力や表現能力を高めることができます。
授業外学習では、自分のペースで効率的に進めていけるよう、テキストに連動したオンライン学習システムのTESTUDYを利用していきます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回   ガイダンス:  Unit 1: Restaurant / 人称代名詞 (講義)
第 2 回   Unit 2: Entertainment /再帰代名詞 (講義)
第 3 回   Unit 3: Business / 現在・過去の時制 (講義)
第 4 回   Unit 4: Office /現在完了 (講義)
第 5 回   Unit 5: Telephone / 前置詞(時・期間) (講義)
第 6 回   Unit 6: Letter & E-mails / 前置詞(位置、場所)(講義)
第 7 回   Unit 7: Health / 数量形容詞  (講義)
第 8 回   まとめと中間試験 (講義、試験)
第 9 回   Unit 8: The Bank & The Post Office / 自動詞と他動詞 (講義)
第10回      Unit 9: New Products / 接尾辞と品詞−形容詞 (講義)
第11回    Unit 10: Travel / 接尾辞と品詞ー副詞 (講義)
第12回    Unit 11: Daily Life / 分詞構文 (講義)
第13回    Unit 12: Job Applications / 比較 (講義)
第14回    Unit 13: Shopping / 受動態 (講義)
第15回    Unit 14: Education / 関係代名詞     (講義)

(授業の方法)
テキストは1回で1ユニット進みます。1ユニットはTOEICの実際の問題形式と同じようにリスニング問題とリーディング問題で構成されています。各実践問題を解きながら解答と解説を行っていきます。

第1回目
ガイダンスでは授業の内容や進め方、TOEICについて説明をします。また内容に沿って問題演習を行っていきます。
第2-7回目、9-14回目
テキストの内容に沿って問題演習を行っていきます。リスニング問題はディクテーションも行っていきます。次回のリーディング問題は予習課題として授業の前日までに解いておいてください。(解答はMS Teamsから提出してください。)問題の解答と解説を授業内で行います。
第8回目
まとめと中間試験を行います。第1−7回の内容を復習しておいてください。
第15回目
テキストの内容に沿って問題演習を行っていきます。リスニング問題は音声を聞きながらディクテーションも行っていきます。問題の解答と解説を授業内で行います。

テキスト・参考書
テキスト:
『BEST PRACTICE FOR THE TOEIC® L&R TEST –Intermediate–』
(TOEIC® L&R TESTへの総合アプローチ −Intermediate) 2022年 ISBN 9784791972531
(吉塚 弘, Graham Skerritt, Michael Schauerte  成美堂) TESTUDY対応

参考書:
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 (IiBC)
授業時間外の学修
各回授業の事前学習に必要な時間は約30分、事後学習に必要な時間は約60分です。

<事前学修>
・テキストの各ユニットのリーディング問題を事前に解いておきます。
 回答はMS Formsへ入力してください。また、分からない単語や表現があれば調べておきます。
<事後学修>
1.テキスト内容の復習
  間違えたところを中心に復習をします。音声はスクリプトを見ながら聞き直します。
2.  Teams内で配信される小テストを解く。
3.TESTUDYの問題を解く。 (使い方については第1回目の授業で説明をします。)
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
中間試験(30%),  期末試験 (40%),
予習課題、各回小テスト (20%), TESTUDY及び授業への取り組み (10%)

(成績評価の基準)
到達目標1:各回小テスト とSTUDY問題において8割以上正答している。
到達目標2:予習課題で8割以上解答している。中間・期末試験において8割以上正答している。
到達目標3:TESTUDY問題と中間・期末試験において8割以上正答している。
備  考
・資料の配信、予習課題・各回小テストの提出はMS-Teamsから行います。
・テキストと連動したe-learningシステムのTESTUDYを活用していきます。
・MS-teamsがインストールされた大学ネットワークに接続可能なパソコンを用意してください。
・テキストのリスニング問題の復習はテキストの自習用音声を活用してください。
・オンライン授業の場合はMS-Teamsを用いたリアルタイム授業を行います。
・TOEIC公開テスト、および学内でのTOEIC−IPテストの受験を推奨します。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
語学を活かした職業経験のある教員による実践的な語学教育を伴う授業