教員名 : 田頭 穂積
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授業科目名
心理学入門
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-HU-103L
担当教員名
田頭 穂積
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
大学での学びや社会における実践に必要な教養力の一つとして、人間の行動や心の働きを心理学的視点から理解するための基本的な考え方や知識を修得することを目的とします。 (到達目標) 到達目標1 : 人間のさまざまな行動に関心をもち、日常の観察をもとに人間の行動や心の働きを説明することができる。 到達目標2 : 心理学の用語や研究方法に関する基本的な考え方や知識を修得し、人間の行動を科学的に説明することができる。 到達目標3 : 心理学の基本的な用語を活用して、さまざまな行動をとりながら環境に適応している人間について論述することができる。 【授業の概要】
この授業では、自分の身の回りで起きているさまざまな現象について、心理学的視点から理解していくための基本的な見方・考え方を修得します。 授業では講義内容に関連して、実際に自分自身がどのように意識したり行動したりするのか体験してもらいます。行動、学習、発達などの領域では外的世界との関わりや、性格、知覚、認知などの領域では内的世界のとらえ方について、課題を通して考えたことと講義内容とを関連付けながら、さまざまな行動や心の働きを学んでいきます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 : イントロダクション ̶ 心理学とは何か 第 2回 : 心理学発展の歴史的歩み 第 3回 : 心理学研究法 (1) ̶ 人間理解の科学的方法 第 4回 : 心理学研究法 (2) ̶ 人間理解への種々の接近方法 第 5回 : 行動 ̶ 環境への適応様式 第 6回 : 発達 (1) ̶ 環境との相互作用 第 7回 : 発達 (2) ̶ 愛着の形成 第 8回 : 学習 (1) ̶ 経験による獲得と変容 第 9回 : 学習 (2) ̶ 人間の特徴的な学習 第10回 : 動機づけ ̶ 行動に駆り立てるもの 第11回 : 性格 (1) ̶ 個人差のとらえ方 第12回 : 性格 (2) ̶ 心のダイナミズム 第13回 : 感覚・知覚 ̶ 外界からの情報を知るはたらき 第14回 : 認知 ̶ 外界からの情報の解釈 第15回 : 社会的行動 ̶ 人とのかかわり (授業の方法) 講義形式の授業を行い、授業の最後に事後課題を提示します。また、次回の授業内容の予告を行い、事前課題について説明します。授業当日は、受講生が提出した事後・事前課題と関連付けて講義を行います。期末試験については第1回目の授業で概要を説明します。 テキスト・参考書
(テキスト)梅本堯夫・大山 正・岡本浩一・高橋雅延 「 心理学(第2版)— 心のはたらきを知る — 」 サイエンス社 (2014)
(参考書)授業で紹介します。 授業時間外の学修
(事前学修 )
テキストの該当範囲を事前に参照し、事前課題に取り組んでください。課題に取り組むためには、日常生活における自分や他者の行動をよく観察しておくことも必要です。 (事後学修 ) 授業の最後に説明する事後課題においては、授業で扱ったテキストや資料などを読み、授業内容と関連付けて発展的に取り組んでください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
事前課題(20%)、事後課題(30%)、期末試験(50%) (成績評価の基準) 到達目標1 : 人間のさまざまな行動に関心をもち、日常の観察をもとに人間の行動や心の働きを説明することができる。 到達目標2 : 心理学の用語や研究方法に関する基本的な考え方や知識を修得し、人間の行動を科学的に説明することができる。 到達目標3 : 心理学の基本的な用語を活用して、さまざまな行動をとりながら環境に適応している人間について論述することができる。 上記の到達目標を評価基準とします。 備 考
資料配布、事前・事後課題の提出はポ—タルで行います。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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