教員名 : 市川 彰
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授業科目名
博物館実習1
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
1.00単位
科目ナンバリング
C-CL-302P
担当教員名
西嶋 亜美、市川 彰
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
博物館経営論ほか
次に履修が望まれる科目
博物館実習2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
尾道市立大学美術館を含む博物館施設の業務、抱えている課題を捉えられるようになること、また、博物館資料の取り扱いに 関する基礎知識を習得するとともに実践できるようになることを目的とします。 (受講生の到達目標) 到達目標1;博物館の諸活動に関して、問題点や課題を発見し、解決方法を模索することができる。 到達目標2;博物館の諸活動に関して、解決方法を適切に他者に伝えることができる。 到達目標3;博物館資料の取り扱いに関して、基本的な知識・技能を進んで得ることができる。 【授業の概要】
博物館や美術館の運営に必要となるさまざまな業務について、尾道市立大学美術館を活用したプログラムを交えて学んでいきます。また、各種資料の取り扱いに関する基礎実習、展示実習をおこないます。加えて、尾道市立大学美術館の運営(事業)に関する改善案をまとめ、プレゼンテーションしてもらいます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 ガイダンス...[講義] 第 2回 博物館の業務(1)多様な視点...[講義] 第 3回 博物館の業務(2)さまざまな業務...[講義] 第 4回 博物館資料の取り扱いと展示(軸装資料)...[実習] 第 5回 博物館資料の取り扱いと展示(巻子資料)...[実習] 第 6回 博物館資料の取り扱いと展示(工芸資料)...[実習] 第 7回 博物館資料の取り扱いと展示(額装資料)...[実習] 第 8回 博物館資料の取り扱いと展示(照明、キャプション)...[実習] 第 9回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(1)ガイダンス、課題の発見...[演習] 第10回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(2)解決方法の模索、頭出し...[演習] 第11回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(3)プレゼンテーション資料の準備...[演習] 第12回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(4)展示内容の改善に関する発表...[演習] 第13回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(5)施設設備の改善に関する発表...[演習] 第14回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(6)情報の発信力の改善に関する発表...[演習] 第15回 尾道市立大学美術館の運営(事業)計画ワークショップ(7)大学施設としての機能の改善に関する発表...[演習] (授業の方法) 各回の内容に即して講義、実習、演習を使い分けて授業を進めていきます。 テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
自身の身の回りで、博物館のさまざまな活動と比較できそうな事柄がないかどうか、リサーチしてみてください。
(事前学修) 授業の内容に即して、大学美術館を含めた博物館施設を訪問してください。 (事後学修) 各回の授業の内容に即し、博物館における課題の発見に努めるようにしてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業への主体的な関与(60%)、プレゼンテーション資料(20%)、発表(20%) (成績評価の基準) 到達目標1;プレゼンテーション資料において、博物館の諸活動に関する課題を発見し、解決方法を自ら模索することができている。 到達目標2;プレゼンテーションにおいて、博物館の諸活動に関して発見した課題、その解決方法を適切に他者に伝えることができている。 到達目標3;博物館資料の取り扱いに関して、基本的な知識・技能を得ることができている。 備 考
実際に博物館や美術館を訪れて、さまざまな課題を発見することを意識しながら観察してみてください。
担当教員の実務経験の有無
○
実務経験の具体的内容
学芸員として実務経験を持つ教員による授業
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