シラバス情報

授業科目名
生涯学習概論
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-CL-204L
担当教員名
小西 美幸
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
生涯学習について基本的な知識を得るとともに、博物館における生涯学習教育について様々な側面から考えることができるようになることが目的です。

(受講生の到達目標)
到達目標1;生涯学習に関する法律・行政・施策、社会教育・一般行政等との関連、生涯学習・社会教育指導者の役割、生涯学習支援の実際等について基礎的な知識を得ることができる。
到達目標2;生涯学習について理解し、自らの考えを深めることができる。
到達目標3;生涯学習に関する問題点や課題を自ら発見することができる。
【授業の概要】
この授業では、生涯学習の考え方が形成された背景と生涯学習社会についての理解、さらには生涯学習社会を築くための生涯学習支援の基本や地域の実情について学習します。
また、生涯学習・社会教育指導者の役割や新しい時代の生涯学習政策の方向を展望します。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 オリエンテーション「生涯学習社会への道」…[講義]
第 2回 生涯教育論の社会的背景…[講義]
第 3回 国際機関による生涯教育論の構築…[講義]
第 4回 日本の生涯学習論…[講義]
第 5回 生涯学習体系への移行…[講義]
第 6回 生涯学習行政のスタートと施策の展開…[講義]
第 7回 生涯学習振興行政・社会教育行政の意義と役割…[講義]
第 8回 生涯学習振興行政・社会教育行政・一般行政の関連…[講義]
第 9回 生涯学習施設・社会教育施設の管理と運営…[講義]
第10回 生涯学習の内容・方法・形態…[講義]
第11回 学習成果の評価と活用…[講義]
第12回 生涯学習支援の実際(行政、民間、大学、企業)…[講義]
第13回 生涯学習とボランティア活動…[講義]
第14回 生涯学習・社会教育指導者の役割…[講義]
第15回 新しい時代に向けての生涯学習政策の方向と課題…[講義]

(授業の方法)
プロジェクターとスクリーンを使用し、テキストと画像を示しながら講義を行います。また、各回の内容に即した課題に取り組んでもらいます。
※講義資料は、復習に役立ててもらうためにオンライン上で配布しますが、特に重要な箇所については、講義中、自分のノートに取ってもらいます。
テキスト・参考書
特にテキストは使用しません。毎時間レジュメと資料を配布します。 
授業時間外の学修
実際に博物館を訪れて、“博物館における生涯学習教育”について考えたり、地域の公開講座に参加したりすることを推奨します。

(事前学習)
前回の講義で配布した資料やノートを読み、その内容を復習しておいてください。
(事後学習)
各回の講義内容に即した課題に取り組んでください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
講義内容に即した課題への取り組み(60%)、期末試験(40%) 

(成績評価の基準)
到達目標1;生涯学習に関する法律・行政・施策、社会教育・一般行政等との関連、生涯学習・社会教育指導者の役割、生涯学習支援の実際等について基礎的な知識を得ている。
到達目標2;各回の課題の設問に即して、自らの考えを深め、それを記述することができている。
到達目標3;各回の課題の設問に取り組む際、自ら問題点や課題を発見することができている。
備  考
実際に博物館を訪れてみて、どのような生涯教育が行われているか観察してみてください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容