シラバス情報

授業科目名
メディアグラフィックス概論
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
A-RC-202L/G-HU-203L
担当教員名
山本 めぐみ
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
画像・音声・コンピュータグラフィックス・バーチャルリアリティなどのメディア情報が芸術においてどのような影響をもたらし、進化を遂げているかについて、基礎的な知識と考え方を深めること目的とします。

(受講生の到達目標)
到達目標1: 基礎技術・応用技術を理解することができる。
到達目標2: 技術の進化の歴史と今後の展望を考えることができる。
到達目標3: 過去から現代・未来におけるメディアグラフィクスの変遷を主体的に探求することができる。
【授業の概要】
CG(コンピュータグラフィックス)・VR(バーチャル・リアリティ)を主に学びます。また、構成される基盤技術やその技術における歴史、そして現代社会において、芸術創造のみならず、文化遺産や医療への貢献、様々な分野との融合による新たな技術進化について学びます。
 
CG・ VRの基礎的な技術について理解し、後半では日本画や歴史絵巻物、歴史建造物におけるデジタル・アーカイブ、歴史建造や町並み空間のバーチャル時代ツアー、仮想空間上における地域体験、医療技術や教育への技術の応用について学びます。またCG作成の演習も行います。
【授業計画と授業の方法】
第 1回: 講義の概要と説明,マルチメディア・マルチメディアコンテンツとは
第 2回: マルチメデ ィア・マルチメデ ィアコンテンツの概要と進展
第 3回: コンピュータビジョン・コンピュータグラフィックス(CG)の基本的な技術
第 4回: 拡張現実技術と基本的な技術
第 5回: メディアグラフィクスにおける機材や装置
第 6回: メディアグラフィクス1:バーチャルツアー、避難シミュレーション
第 7回: メディアグラフィクス2:職業訓練で期待されるメデイアグラフィクス活用
第 8回: メディアグラフィクス3:教育分野で期待されるメデイアグラフィクス活用
第 9回: デジタルアーカイブ1:デジタル・アーカイブとメディアグラフィックス
第10回:デジタルアーカイブ2:古都の文化,日本画・歴史絵巻のアーカイブ
第11回:メディアグラフィックスによる人工知能と芸術
第12回:日本・世界におけるメディアグラフィクスの活用事例
第13回:CGの作成1:システム(Blender)のインストールと使い方の基礎[演習]
第14回:CGの作成2:モデリング・マテリアル・テクスチャ・ライティング・カメラワーク[演習]
第15回:CGの作成3:アニメーション,CG作品作成の設計[演習]

(授業の方法)前半は講義を行い、後半は講義内容に関する考察を行います。講義資料は電子媒体もしくは紙媒体で配布します。毎回講義内容に関連した課題をポータルサイトにて出題・提出となります。第13~15回は第3回講義内容を基に実際にCGの作成を行います(ノートPCが必要です。マウスがあると便利です。)
テキスト・参考書
ポータルサイトより講義資料(電子媒体)を配布します。
授業時間外の学修
(事前学修)事前配布の講義資料を一読し、不明な用語を調べる。
(事後学修)講義資料を精読し、講義の内容についてまとめ、理解を深める。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
課題提出(100%)

(成績評価の基準)
到達目標1: 基礎技術・応用技術を理解することができる。
到達目標2: 技術の進化の歴史と今後の展望を考えることができる。
到達目標3: 過去から現代・未来におけるメディアグラフィクスの変遷を主体的に探求することができる。
備  考
講義でノートパソコンを使用します。Webシステム(Wi-Fi)接続可能なノートパソコンを持参して下さい。第13-15回は第3回講義内容を基に実際に各自のノートパソコンでBlenderを用いたCG作成を行います。(ノートPCが必要・マウスがあると便利です。)
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容