![]() 教員名 : 灰谷 謙二
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授業科目名
卒業論文(構想・準備)
開講年次
4年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-SG-481T
担当教員名
灰谷 謙二
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
日本語学概論
日本語学講義2・4 現代語学専門演習a・b 次に履修が望まれる科目
卒業論文(制作)
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
一次資料・実地調査データによる論構築と関係資料の精査をもとに、自らの見解を明確に構築・提示する文章化作業をすすめます。研究計画にそった調査・執筆の実施。問題の拡散と収束や作業不調時の課題やスケジュールの調整を行いながら、順次論文を完成させます。論文執筆とそれに続く口頭試問のプロセスを通してここまでの専門分野の学びを総括します。 (受講生の到達目標) 到達目標1; (知識・技能)専門分野についての知識・研究方法を周辺領域の知見もあわせて総合的に活用することができる。 到達目標2;(思考判断表現力)(構想・準備)を踏まえて、わかっていないこと、手に入れた情報はなにか、与えられた条件にそって自分の状況・問題を整理・理解できる。 到達目標3; (思考判断表現力)適切な計画をたて修正しながら、自分のあつめた資料を分析し、論をたて完成することができる。 到達目標4; (主体性)自分の立てた問いと調査から導いた結論を、ふりかえって検証し、他者や社会とのつながりの中で発展的課題を構想することができる。 【授業の概要】
専門的学習の集大成としての卒業論文作成を進めます。自らの課題意識にそって研究計画をたて、ここまでで学んだデータ設計からデータ収集分類分析の方法を踏まえて、
与えられた条件の中で計画的に調査を実施します。先行論と自ら得た調査資料をもとに論構築をおこない、文章によって発信する能力を養います。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 講義:スケジュール確認 演習;状況の確認と計画の見直し、中間発表のための作業確認 第2回 演習:タイトル確定のための作業 第3回 演習;文献検索と調査法の確認 第4回 演習:アウトライン・章立ての作成 第5回 演習;データ設計・調査票の作成 第6回 演習;予備調査の実施と調査票の調整 第7回 演習:予備調査 第8回 演習;予備調査の分析と調査票の修正 第9回 演習;本調査の方法と調査票の確定 第10回 演習:調査1にむけて 第11回 演習;調査2にむけて 第12回 演習;調査3にむけて 第13回 演習;収集データの整理 第14回 演習;収集データの分析と方法の吟味 第15回 演習;状況確認、夏季休業中の作業の確認 (授業の方法) 指導は基本的に毎週の対面授業を基本に進行します。授業時間以外の各自作業の様子をゼミ内で共有しながら、自分の研究の進度や深まりを相対的に把握する機会をつくります。進行や記録管理のためにTeamsと各週のチャンネルをつくり各自の作業過程の順調度を可視化します。15回の内容は、一般的に考えられる執筆の作業項目を順序性を意識して配置したもので、実際の授業実施週と厳密に対応するものではありません。個々の研究テーマや調査形態、進度状況によって内容とスケジュールは調整されます。 テキスト・参考書
特定のテキストは使用しません。適宜プリント資料を配布します。(参考書)アカデミックライティングを含む研究とはどのような行為か、その表現のプロセスやマナーについては小林康夫・船曳建夫編『知の技法』東京大学出版会 など参考になるものを適宜紹介します。
授業時間外の学修
(事前学修)
スケジュールにそって、各自の作業をすすめ、授業前日にその週の作業をファイルで報告します。授業はその報告にもとづいて個別の指導や全体指導につなげます。 (事後学修) 指導や討議の内容を踏まえて、内容を修正し、次回作業の準備をします。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
作業過程と中間提出物の状況(20%)提出された卒業論文の内容(60%)、口頭試問の内容(20%)を副査の教員の意見を併せ、総合的に評価します。 (成績評価の基準) 到達目標1; (知識・技能)専門分野の基礎的知識、方法を的確に援用し、論を構成するために必要な情報を適切に収集できている。 到達目標2;(思考判断表現力)(構想・準備)を踏まえて得られた情報の過不足に対応できている。 到達目標3; (思考判断表現力)適切な計画をたて修正しながら、自分のあつめた資料を分析し、論をたて完成することができている。 到達目標4; (主体性)自分の立てた問いと調査から導いた結論を、ふりかえって検証し、他者や社会とのつながりの中で発展的課題を構想することができている。 備 考
授業展開、資料配布、等にはポータルとTeamsを活用し、オンライン化した場合は、基本オンタイムの会議機能によるディスカッション形式の指導とする。あわせて個々の状況にあわせて文字ベースでのチャット・メールを活用した指導を補助的に展開する。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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