教員名 : 小畑 拓也
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授業科目名
欧米文学専門演習a
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-SG-341S
担当教員名
小畑 拓也
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
欧米文学概論
次に履修が望まれる科目
欧米文学専門演習b
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
翻訳を参照するだけでは把握し難いテクストの多層性・多義性に迫る、読解の技術の習得を目標とする。 (受講生の到達目標) 到達目標1:英語圏の小説を原語で通読し、内容を説明する文章をまとめることができる。 到達目標2:テクスト精読に必要な関連情報を収集・整理し、資料の形式にまとめて提示することができる。 到達目標3:テクスト精読から得た知見を元に、意見交換・討論ができる。 【授業の概要】
欧米のメディア事象を読解・分析するに際して、避けては通れない文化史上重要なテクストを原語で通読する。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 講義:オリエンテーション、授業概要・成績評価の説明 第 2回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume I Letter I-IV.(報告、討論) 第 3回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume I Chapter I-II.(報告、討論) 第 4回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume I Chapter III-IV.(報告、討論) 第 5回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume I Chapter V-VI.(報告、討論) 第 6回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume I Chapter VII-Volume II Chapter I.(報告、討論) 第 7回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume II Chapter II-Chapter III.(報告、討論) 第 8回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume II Chapter IV-Chapter VI.(報告、討論) 第 9回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume II Chapter VII-Chapter VIII.(報告、討論) 第10回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume II Chapter IX-Volume II Chapter I.(報告、討論) 第11回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume III Chapter II-Chapter III.(報告、討論) 第12回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume III Chapter IV-Chapter V.(報告、討論) 第13回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume III Chapter VI.(報告、討論) 第14回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume III Chapter VII.(報告、討論) 第15回 演習(テクスト精読):『Frankenstein』 Volume III Chapter VII.(承前)(報告、討論) (授業の方法) 輪読会の形式で進行する。指定されたパートの要約、語釈、テクスト解釈上の問題点等をまとめた資料を履修者各自で作成、配付した上で、参加者全員による討論を行う。 テキスト・参考書
(テキスト)Mary Shelley (Author), J. Paul Hunter (Editor) 『Frankenstein』(Norton Critical Editions, Paperback [Third Edition]), 2021, ISBN: 978-0-393-64402-9
(参考書)授業中に紹介する。 授業時間外の学修
(事前学修)
次回授業時に読み進める範囲を精読し、梗概・語釈・疑問点をまとめた資料を作成すること。 (事後学修) 授業時の意見交換・討論を通じて得られた知見を元にテクストの読み直しを進めること。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業参加状況および資料作成への取り組み(60)、口頭発表・討論(40) (成績評価の基準) 到達目標1:通読した小説の内容を正確に説明することができる。 到達目標2:小説の精読に必要な関連情報を提示し、口頭で説明することができる。 到達目標3:小説の精読を通して得られた知見に基づき、教員および他の受講生と意見交換・討論を進めることができる。 備 考
専門用語を日常の言葉でパラフレーズする練習をしておくこと。学問の対象と日常生活が乖離しないように意識することで、人文学に内在する「実学」的側面を活かすことができるようになる。
課題提示と提出および授業時間外の質疑応答はMicrosoft Teams上で行うので、PC等のデバイス・ネットワーク環境を整えておくこと(オンライン授業に切り替えられた場合には、Teamsの会議機能を利用してリアルタイムで授業を進行する)。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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