中国文学専門演習ａ

2年

2024年度前期

2.00単位

J-SG-331S

鷹橋　明久

単独

中国文学講読

中国文学専門演習ｂ

【授業の目的】
中国を代表する思想書であり、古くから現代にまで日本人にも読み継がれている『論語』を読み、その世界を理解することを通して
中国人のものの見方や感じ方への理解を深め、かつ、日本人の感性や思想との関わりについて考える。
【受講生の到達目標】
到達目標１：注釈に基づいて原文を読解し、分析することができる。
到達目標２：中国の思想書を読む際に必要な方法について説明することができる。

日本人にも最も馴染み深い中国の古典『論語』を、司馬遷『史記』孔子世家によって孔子の生涯をたどりつつ、魏・何晏『論語集解』を手掛かりに読み解いていく。

【授業計画】
第　１回　講義：『論語』という書物について
第　２回　講義：演習発表の方式について　
第　３回　演習：発表と質疑応答（学而時習之章①）
第　４回　演習：発表と質疑応答（学而時習之章②）
第　５回　演習：発表と質疑応答（有子曰其為人也章）
第　６回　演習：発表と質疑応答（曽子曰吾日三省吾身章）以上「学而篇」
第　７回　演習：発表と質疑応答（為政以徳章）
第　８回　演習：発表と質疑応答（孟武伯問孝章）以上「為政篇」
第　９回　演習：発表と質疑応答（不仁者不可以久処約章）
第１０回　演習：発表と質疑応答（我未見好仁者章）
第１１回　演習：発表と質疑応答（徳不孤章）以上「里仁篇」
第１２回　演習：発表と質疑応答（道不行乗桴浮于海草章）
第１３回　演習：発表と質疑応答（宰予昼寝章）以上「公冶長篇」
第１４回　演習：発表と質疑応答（伯牛有疾章）以上「雍也篇」
第１５回　演習：発表と質疑応答（季路問事鬼神章）以上「先進篇」及びまとめ
【授業の方法】
演習形式で輪読を行います。古典語による論語の注釈を読んでいくので、漢文の句法や語順についてしっかりと理解した上で、授業にのぞんでください。

【テキスト】
プリントを配布する。
【参考書】漢和辞典（角川書店『新字源』、大修館書店『大漢和辞典』、等）

発表資料の作成及び担当箇所以外の予習・復習

【成績評価の方法】　
演習発表５0％　事前事後学習への取り組み（授業への参加態度）50％
【成績評価の基準】
基準となる到達目標１：注釈に基づいて原文を読解し、分析することができる。
基準となる到達目標２：中国の思想書を読む際に必要な方法について説明するができる。

オンライン授業の場合：ポータルとｔｅａｍｓを用いたリアルタイム授業

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