教員名 : 市川 彰
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授業科目名
日本美術史2
開講年次
1年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-RE-113L/A-SF-103L
担当教員名
市川 彰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・・美術理論及び美術史(鑑賞並びに日本の伝統美術及びアジアの表現を含む) この授業の基礎となる科目
日本美術史Ⅰ
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
日本美術史のおおよその流れをつかむと同時に、実際の美術作品を「見る」きっかけとしてもらいたいと思います。さらに、作品の「良さ」を自身の言葉で語れるようになることを目的としています。 (受講生の到達目標) 到達目標1;日本美術に関する基礎的な知識や情報を得ることができる。 到達目標2;作品を観察し、その結果を言語化することができる。 到達目標3;幅広い視野、多様な視点を持ち、自身が考えたことを文章で表現することができる。 【授業の概要】
日本美術史の流れを概観します。彫刻、絵画、書跡、工芸などの分野の別を問わず、それぞれの時代を代表する名品を、鑑賞するポイント、作品にまつわるエピソードなどを交えながら紹介していきます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 ガイダンス…[講義] 第 2回 「物語」と表現の連関を見る…[講義] 第 3回 「形式」と表現の連関を見る…[講義] 第 4回 「恐れ」と表現の連関を見る…[講義] 第 5回 「現実」と表現の連関を見る…[講義] 第 6回 「空間のデザイン」と表現の連関を見る…[講義] 第 7回 「生と死」と表現の連関を見る…[講義] 第 8回 「顔貌」と表現の連関を見る…[講義] 第 9回 「魅力」と表現の連関を見る…[講義] 第10回 「作者」と表現の連関を見る…[講義] 第11回 「本場」と表現の連関を見る…[講義] 第12回 「新味」と表現の連関を見る…[講義] 第13回 「色彩」と表現の連関を見る…[講義] 第14回 「流派」と表現の連関を見る…[講義] 第15回 「個性」と表現の連関を見る…[講義] (授業方法) プロジェクターとスクリーンを使用して作品の画像を示しながら講義をおこないます。また、各回の内容に即した課題に取り組んで提出してもらいます。 テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
たとえば衣・食・住に関わることなど、身の回りのさまざまな事柄を観察してみてください。その際に感 じたこと、思ったことについて、どうして自身がそのように感じ、思ったのか、その理由を探ってみてく ださい。
(事前学修) 各回のテーマ、キーワードについて、関連しそうな身近な事柄を探してみてください。 ((事後学修) 各回の講義内容に即した課題に取り組んで提出してください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
講義後に提出する課題シートの記述内容(60%)、期末試験(40%) (成績評価の基準) 到達目標1;基礎的な知識や情報についての設問に適切に答えることができている。 到達目標2;作品の観察を言語化することを求める設問に適切に答えることができている。 到達目標3;自身が持つ視点、自身が考えたことなどを的確な文章で表現することができている。 備 考
寺院や神社、博物館や美術館などを訪れて、作品の「実物」に接することを心がけてみてください。
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
学芸員として実務経験を持つ教員による授業
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