教員名 : 藤本 真理子
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授業科目名
日本語学講義1(古典語)
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
J-JLG-211L
担当教員名
藤本 真理子
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
日本語学講義3
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
副詞の主要トピックから,日本語の歴史的変化への関心を持ち,副詞の研究の視点を理解する。また,関連する言語表現や文法も含め,自ら考える力を身につける。 (受講生の到達目標) 到達目標1; 日本語学の基本的な知識を理解したうえで,副詞に関する授業のコメントカードを記述し,小課題に取り組むことができる。 到達目標2; 副詞について,日本語学の専門的な知識を活用して,特徴や分類方法を説明することができる。 到達目標3; 副詞について,日本語の変遷にかかわる基本的な事象をはじめとした日本語学の知識と研究方法と関連づけて,論じることができる。 【授業の概要】
日本語史のトピックのひとつである,副詞に関連する様々な事象について通時的に扱う。
副詞の歴史を通して,分類方法や文法事象などの問題などを取りあげ,古典から現代までの副詞の様相を知る。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 講義;授業の目的・到達目標・各回授業の内容と方法,古典語への導入 第2回 講義;日本語の品詞論とは—古典語資料の紹介— 第3回 講義;日本語の品詞論とは—研究の観点・用語の整理— 第4回 講義;副詞について 第5回 講義;副詞の研究史(1)—副詞の位置づけ— 第6回 講義;副詞の研究史(2)—分類ほか— 第7回 講義;状態副詞 第8回 講義;程度副詞 第9回 講義;陳述副詞 第10回 講義;副詞の分析(1)—分析の観点— 第11回 講義;副詞の分析(2)—変化の方向性— 第12回 講義;副詞の歴史的変化(1)—指示副詞— 第13回 講義・小課題;副詞の歴史的変化(2)—不定語を用いた副詞— 第14回 講義;副詞の歴史的変化(3)—その他— 第15回 講義;まとめ (授業の方法) オンライン・対面いずれの場合でも、MS-Teamsを活用する。オンライン実施の場合は、ポータルで課題送受信や資料配信を行い、MS-Teamsを用いて同時双方向型、または課題配信型授業を行う。 第1回は,授業への導入として授業計画を確認し,日本語学(古典語)の研究分野について基本的な知識や研究方法を確認する。第2回〜第15回は日本語の副詞について具体的な研究方法や分析を取り上げながら講義を実施する。特に,第4回〜6回は,副詞の研究史,またその背景にある分類の考え方を理解すること,第7回〜第11回は副詞の分析方法をつかむことをねらいとし,具体的な例を観察する。第12〜14回は副詞のうちのいくつかをとりあげ歴史的な変化について解説し,具体的な事例を調べてくることを小課題とする。 テキスト・参考書
(テキスト)
プリントを配布する。 (参考書) 随時,紹介する。 授業時間外の学修
(事前学習)
毎時,前回までの授業内容を復習する。(各0.5時間) (事後学習)毎時,授業日に授業内容についてコメントカードを提出する(200字程度で講義内容に関するコメント)。授業形態により,授業内にコメントカードを提出する,またはポータルで提出する方法のいずれかを指定する。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
小課題を含む各回授業への取り組みやコメントカード(40%) 期末の筆記試験(60%) (成績評価の基準) 到達目標1;コメントカードと小課題の評価基準とする。 到達目標2;期末試験の評価基準とする。 到達目標3;期末試験の評価基準とする。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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