シラバス情報

授業科目名
外国書講読1
開講年次
2年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-205L
担当教員名
河野 洋
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経済学入門1・2
金融論1
次に履修が望まれる科目
金融論2
【授業の目的と到達目標】
<授業の目的>
・英文読解力を高め、金融市場に関する基礎知識を習得できるようになること。
・金融政策が如何なる経路を通じて効果を発揮するかについて正確に理解し説明できるようになること。
(受講生の到達目標)
到達目標1:テキストの担当箇所の内容を見やすくレジュメにまとめることができる。
到達目標2:担当箇所をレポーターとして報告を行い、質問にも回答できる。
到達目標3:金融理論の基本的な専門用語について説明できる。
【授業の概要】
英文読解力の強化と、金融と情報との関りについての基礎知識を確立する。
テキストを分担して訳出してもらい、その内容を全員で議論していきます。
【授業計画と授業の方法】
第1回  授業内容の説明と英語の勉強方法について説明する。
第2回  金融構造について
第3回  取引コストと金融構造
第4回  非対称情報と逆選択
第5回  非対称情報とモラルハザード
第6回  レモンの問題と逆選択
第7回  情報の生産と販売
第8回  情報の問題と政府規制
第9回  金融仲介機関と担保
第10回 負債契約と株式契約
第11回 モラルハザードと株式契約
第12回 Principal-Agent問題
第13回 モニタリングと金融仲介機関
第14回 モラルハザードと負債契約
第15回 総括 

(授業の⽅法)
第2回から15回目まで、英文の日本語訳の報告者を決め、分担して訳出を進めていきます。誤訳や適切でない訳については、教員が他の参加者の意見を聞き出しながら、正しい日本語訳と正確な理解に到達するように導いていきます。








テキスト・参考書
F.S.Mishkin  「The Economics of Money,Banking and Financial Markets 」
(教員の方で準備します)
授業時間外の学修
(事前学修)
テキストの約2ページについて、経済的な意味を考えながら訳出を確実にすること。
(事後学修)
授業で指摘された誤訳について確実に理解し、訳の書き直しをすること。
成績評価の方法と基準
(成績評価の⽅法)
毎回の授業で提出してもらうレポート(80%)、他の参加者の発表に対する参加状況(20%)

(成績評価の基準)
到達目標1:担当した段落について、英⽂を誤りなく和訳できている。
到達目標2:英文の経済学的含意を理解できている。
到達目標3:現実の金融の動きを、経済学の視点で説明できる。
備  考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容