![]() 教員名 : 森本 幾子
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授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
森本 幾子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
本演習では、地域経済の歴史的変遷や人々のライフサイクルの歴史を、フィールドワーク、歴史図書の輪読を通して学び、現代社会と比較することによって、地域経済や地域における課題について、自分なりの意見を述べることができるようになることが主な目的です。また、4年生の卒業研究の方法を学び、自分の卒業論文テーマについて考えます。 (受講生の到達目標) 到達目標1:フィールドワークを実施することによって瀬戸内周辺地域の地域経済や町の形成の歴史的変遷について学び、それぞれの地域的特徴について説明できるようになること。 到達目標2:前期とテーマが異なる歴史図書を輪読することによって、現代社会に至るまでの人々の経済・文化活動を学び、現代社会との比較と課題について説明できるようになること。 到達目標3:フィールドワーク、歴史図書の輪読を通して、資料の調査の方法、文献のまとめ方、発表の方法などを学び、他の人に伝わるプレゼンテーションができるようになること。 【授業の概要】
本演習では、前期の尾道にひきつづき、宮島・広島など瀬戸内周辺地域へのフィールドワークを通して、それぞれの地域における経済活動およびそれと密接に関わるまちづくりの歴史について学びます。フィールドワークでは、各地域の歴史に詳しい専門家に案内を依頼し、実際に現地で話を聞くことによって地域に対して深く学ぶ機会を設けます。また、前期とテーマの異なる歴史図書の輪読を通して、現代社会との比較を行います。さらに、4年生の卒論研究の方法について学び、来年度の卒業論文のテーマについても考えます。
【授業計画と授業の方法】
授業計画と授業の方法
第1回 ガイダンスー後期演習の進め方ー 第2回 歴史図書の輪読① 第3回 歴史図書の輪読② 第4回 フィールドワーク② 宮島の地域経済の歴史的変遷について学ぶ 第5回 宮島フィールドワーク報告① 第6回 宮島フィールドワーク報告② 第7回 宮島フィールドワーク報告③ 第8回 歴史図書の輪読③ 第9回 歴史図書の輪読④ 第10回 歴史図書の輪読⑤ 第11回 フィールドワーク③ 広島経済の歴史的特徴を理解する 第12回 広島フィールドワーク報告① 第13回 広島フィールドワーク報告② 第14回 広島フィールドワーク報告③ 第15回 4回生との合同ゼミ 4年生の卒業論文について紹介する (授業の方法) ①フィールドワークを2回実施し、実際に現地で学んだことに対して自分の興味関心を見つけ、それについて調査研究の上、一人一回ずつ発表を行う(15分程度/人)。ただし、フィールワークの場所については、社会情勢等によって変更する場合もある。 ②歴史図書を輪読し、内容をまとめ、最後に担当個所のまとめに対する自分の意見を述べる(15分程度/人)。 ③4年生との合同ゼミ(卒業研究)を行い、卒業論文執筆に向けた準備を行う。 テキスト・参考書
(テキスト)演習のなかで紹介します。
授業時間外の学修
(事前学修)
輪読の場合は、テキストを事前に読んでおくようにしてください。また、前回の発表者のプリント(必要事項を記入し、各自で作成したもの)もよく読んで、次回の演習に参加するようにしてください。 (事後学修) 毎回の発表は、それ以降の内容とつながっています。発表者のプリントや担当個所についてあらためて確認しておくようにしてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
フィールドワークへの参加と発表内容(60%) 歴史図書の内容のまとめ、意見の表出(40%) (成績評価の基準) 到達目標1:フィールドワーク実施を通して、地域経済の歴史的変遷に関して自分で発見したテーマについて説明することができる。 到達目標2:歴史図書の輪読を通して、人々のライフサイクルに関する歴史的変遷と、現在社会とのつながりについて、自分の意見を述べることができる。 到達目標3:フィールドワーク、歴史図書の輪読を通して、内容のまとめ方、文献資料や参考図書の提示、発表の仕方を修得することができる。 備 考
1,無断欠席は認めていない。
2,テキストは演習開始後に紹介する。 担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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