![]() 教員名 : 西村 剛
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授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
西村 剛
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経営学入門、経営学総論、経営史
次に履修が望まれる科目
経営組織論、経営管理論、経営戦略論
【授業の目的と到達目標】
授業の目的
ワーク・ライフ・バランス(WLB)とSDGsの理論的・実践的研究 −人生を豊かにする考え方を経営学に求める− 授業の到達目標 ①自分のこれからの就職活動や生き方について、大学時代に熟考することができるようになる。 ②就職に関して、就職しようと考える対象物(企業やその他の組織、職業自体など)を深く研究するようになる。 「専門演習Ⅰa」の内容をさらに進化(より進め)、深化(より熟考)させる。 【授業の概要】
「人間にとって幸せとは何か」「人生を豊かにするための働き方とはどのようなものなのか」「なぜ人間は働かなければならないのか」、などの小テーマに関して経営学を中心として、さらに学際的視点からアプローチしていきます。また現在世界的にも議論されているSDGs(Sustainable Development Goals)の国際目標8「働きがいも経済成長も」の「包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」ことについてもWLBとの関係で検討します。
そのため3年次前期では(1) WLBやSDGsに関する理解を深めてきたが、後期には(2)経営学・社会学などの学際的知識、(3)文化的背景に関する基本的文献の輪読や実際にWLBやSDGsに取り組む企業について検討します。 「専門演習Ⅰa」の内容をさらに進化(より進め)、深化(より熟考)させる。 その後4年次では、卒業論文作成の指導に入ります。 【授業計画と授業の方法】
授業の計画
①WLB とSDGsを理論的・実践的に考察する。 ②人にとっての「幸せとは何か」について学際的観点より検討する。 授業の方法 この演習では、学生の主体性を前提とした「勉強会」の雰囲気を大切にしたいので、講義形式ではなく相互にコミュニケーションを図ることのできる参加型の形式をとります。学生の自主性を尊重し、形式のみを重視するのではなく内容の充実をはかりアットホームな雰囲気で楽しみながら取り組みます。 既述のように具体的には3年次後期では、(2)WLB・SDGsついて経営学、社会学等の学問からの捉え方、(3)余暇、豊かさ、幸せ感(幸福度)に関する基本文献の輪読を行います。 各自がレジュメを作成し、それを発表・プレゼンテーション、その後その内容についてディスカッションします。 「専門演習Ⅰa」の内容をさらに進化(より進め)、深化(より熟考)させる。 第1回 WLBを対象とした学問① 第2回 WLBを対象とした学問② 第3回 WLBの経営学的側面からの検討 第4回 WLBの社会学的側面からの検討 第5回 WLBの取り組み① 第6回 WLBの取り組み② 第7回 SDGsを対象とした学問① 第8回 SDGsを対象とした学問② 第9回 SDGsの経営学的側面からの検討 第10回 SDGsの社会学的側面からの検討 第11回 SDGsの取り組み① 第12回 SDGsの取り組み② 第13回 諸外国によるWLBとSDGsの取り組み① 第14回 諸外国によるWLBとSDGsの取り組み② 第15回 総括 テキスト・参考書
適宜、必要な文献や資料を指示する。
授業時間外の学修
研究課題についてテキストのみならず、幅広い情報の収集が必要になる。それは学問的な情報収集のみならず、現実社会に起こっている現象を知るための作業を求める。
成績評価の方法と基準
成績の評価方法は、出席回数(原則として欠席が5回以上あれば不可。専門演習運営上、
大学生として最低限の礼節を守ること。)発表内容、演習に望む姿勢、課題、卒業論文等により総合的に評価します。 備 考
担当教員の実務経験の有無
無
実務経験の具体的内容
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