シラバス情報

授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
有吉 勇介
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
3年と4年のゼミを通しての目標は、大学で学んだ情報技術・情報科学の知識に基づいて、自身でテーマや課題を発見 し、その解決策や改善方法を提示する能力を身につけることです。
この授業では、Webアプリケーション作成の演習を通じて、卒業研究に必要な知識と技術を習得することを目 指します。

(受講生の到達目標)
1: 分かりやすいプレゼンテーションができるようになる。
2: 質問や議論において、自分の考えを分かりやすく伝えることができるようになる。
3: 簡単なWebサービスを作成できるようになる。
4: 卒業研究・卒業論文の基本的事項を説明できるようになる。 
【授業の概要】
前半ではPythonを使ったWebアプリケーション作成の演習を通して情報システムについての理解を深め、ITのスキルを高めます。また後半は卒業研究の行い方についての輪講を行ないます。それらを通して口頭発表・文書化のスキルを身につけます。 
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 オリエンテーション
第 2回 Webアプリケーション・フレームワーク(演習)
第 3回 テンプレートエンジンとフィルタ(演習)
第 4回 Formとデータベース(演習)
第 5回 ORMと便利機能(演習)
第 6回 Webアプリケーション作成とバリデーション(演習)
第 7回 認証とBlueprint(演習)
第 8回 メモ参照制限とWiki機能(演習)
第 9回 Wikiの反映とレイアウト調整(演習)
第10回 前半のまとめと復習(演習)
第11回 研究を始める前に(演習)
第12回 研究の進め方1(演習)
第13回 研究の進め方2(演習)
第14回 データの解析と提示1(演習)
第15回 データの解析と提示2(演習)

(授業の方法)
この演習では、テキストの各章について担当者を決めて、担当者が中心となって演習形式で進めます。担当者はあらかじめ担当部分の内容をまとめておき、PCで実演しながら解説し、全員に実習してもらいます。前期はWebアプリについて学習します。また、卒業研究の行い方についての輪講を行います。
テキスト・参考書
(テキスト)
樹下 雅章「Flask本格入門」技術評論社
酒井 聡樹「これから研究を始める高校生と指導教官のために 第2版」共立出版
授業時間外の学修
(事前学修)
発表者はテキストの担当個所をまとめて資料スライドを作成しておいてください。出てくるプログラム等は必ず動かして確認しておいてください。分からないことがあったり、問題が発生 した場合は、演習が始まる前までに学生同士で話し合ったり、教員に質問したりしてください。発表者以外はテキストをあらかじめ読んで内容を把握しておいてください。分からないことがあれば、演習中に解決するようにしてください。

(事後学修)
演習中に動作確認できなかったプログラム等は、次回までに動作確認しておいてください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
担当個所の口頭発表(50%)
授業中の発言等、演習への参加態度(50%)

(成績評価の基準)
1: 分かりやすいプレゼンテーションができる。
2: 質問や議論において、自分の考えを分かりやすく伝えることができる。
3: 簡単なWebアプリケーションを作成できる。
4: 卒業研究・卒業論文の基本的事項を説明できる。 
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容