![]() 教員名 : 森本 幾子
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授業科目名
専門演習1a
開講年次
3年
開講年度学期
2024年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
E-CS-301S
担当教員名
森本 幾子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
本演習では、地域経済の歴史的変遷や人々のライフサイクルの歴史を、フィールドワーク、著書の輪読、古文書の解読を通して学び、現代社会と比較することによって、地域経済や地域における課題について、自分なりの意見を述べることができるようになることが主な目的です。 (受講生の到達目標) 到達目標1:フィールドワークを実施することによって瀬戸内周辺地域の地域経済や町の形成の歴史的変遷について学び、それぞれの地域的特徴について説明できるようになること。 到達目標2:歴史図書や文書を輪読することによって、現代社会に至るまでの人々の経済・文化活動を学び、現代社会との比較と課題について説明できるようになること。 到達目標3:フィールドワーク、輪読、古文書の読解等を通して、資料の調査の方法、文献のまとめ方、発表の方法などを学び、他の人に伝わるプレゼンテーションができるようになること。 【授業の概要】
本演習では、おもに、尾道・宮島・広島など瀬戸内周辺地域へのフィールドワークを通して、それぞれの地域における経済活動およびそれと密接に関わるまちづくりの歴史について学びます。フィールドワークでは、各地域の歴史に詳しい専門家に案内を依頼し、実際に現地で話を聞くことによって地域に対して深く学ぶ機会を設けます。輪読・古文書学習では、私たちの先祖がどのように一生を過ごしてきたのか、ライフサイクルの特徴を学び、現代社会との比較を行います。
【授業計画と授業の方法】
第1回 ガイダンスー演習の進め方ー
第2回 歴史図書の輪読① 近世近代の人々のライフサイクルを学ぶ 第3回 歴史図書の輪読② 第4回 フィールドワーク① 尾道の地域経済の歴史的変遷について学ぶ 第5回 フィールドワーク報告① 第6回 フィールドワーク報告② 第7回 フィールドワーク報告③ 第8回 歴史図書の輪読③ 第9回 歴史図書の輪読④ 第10回 歴史図書の輪読⑤ 第11回 古文書学習②−「女大学絵抄」を読む① 第12回 古文書学習③−「女大学絵抄」を読む② 第13回 古文書学習④−「女大学絵抄」を読む③ 第14回 古文書学習⑤−「女大学絵抄」を読む④ 第15回 古文書学習ー尾道市民と学生との合同学習の実施ー (授業の方法) ①フィールドワークを1回実施し、実際に現地で学んだことに対して自分の興味関心を見つけ、それについて調査研究の上、一人一回ずつ発表を行います(15分程度/人)。 ②歴史図書を輪読し、内容をまとめ、最後に担当個所のまとめに対する自分なりの意見を述べるようにします(15分程度/人)。 ③古文書解読方法を身に着け、人々の暮らし方、生き方などを学びます。古文書学習については、7月頃、尾道市民の方と合同で読解する機会を設けます。 テキスト・参考書
(テキスト)演習のなかで紹介します。
授業時間外の学修
(事前学修)
輪読・古文書の場合は、テキストを事前に読んでおくようにしてください。また、前回の発表者のプリント(必要事項を記入し、各自で作成したもの)もよく読んで、次回の演習に参加するようにしてください。 (事後学修) 毎回の発表は、それ以降の内容とつながっています。発表者のプリントや担当個所についてあらためて確認しておくようにしてください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
フィールドワークへの参加(30%) 輪読と担当個所の発表と意見の表出(35%) 古文書学習と尾道市民との合同解読への参加(35%) (成績評価の基準) 到達目標1:フィールドワーク実施を通して、地域経済の歴史的変遷に関して自分で発見したテーマについて説明することができる。 到達目標2:歴史図書や古文書解読を通して、人々のライフサイクルに関する歴史的変遷と、現在社会とのつながりについて、自分の意見を述べることができる。 到達目標3:フィールドワーク、歴史図書の輪読、古文書解読を通して、内容のまとめ方、文献資料や参考図書の提示、発表の仕方を修得することができる。 備 考
1,無断欠席は認めていない。
2,テキストは演習開始後に紹介する。 担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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