基礎演習１

1年

2024年度前期

2.00単位

E-CS-101S

木村　文則

単独

(授業の目的）
この授業の目的は，大学で学ぶための基礎的なスキルを身に着けることです．例えば，情報収集能力やコミュニケーション能力などです．この授業で実践することにより，これらのスキルを修得してもらいます．

本講義では，以下の能力を身につけることを目的としています．
（１）受講生が自らテーマを選択する．
（２）関連する文献やデータを収集し，分析する．
（３）分析結果を適切な方法で提示する．
（４）レポートを作成する．
（５）プレゼンテーションを実施する．

（受講生の到達目標）
到達目標1: 主張したいことを情報収集ができ、それらを整理することが出来る
到達目標2: 議論において自分の意見を述べるとともに，他者の意見も取り入れることができる
到達目標3: プレゼンテーションで分かりやすく自分の意見を述べることが出来る

「伝える」能力は，大学ではもちろん社会においても最も重要な能力の一つです．発表，企画の提案，
商談など，様々な場面で要求されます．また「伝える」ためには，情報の収集，分析，整理といった事前の
準備も必要となります．さらに口頭だけではなく，文章により「伝える」ことが要求されることもあります．
本講義では，これらの「伝える」ために必要な技術について実践し，身に付け（ることの第一歩とし）ます．

（授業計画）
第　１回 Introduction（講義）
第　２回 読書のすすめ（講義）
第　３回 考えることのすすめ（講義）
第　４回 分かりやすいプレゼンテーション（講義）
第　５回 プレゼンテーションの作成方法（講義、演習）
第　６回 プレゼンテーション 1（発表）
第　７回 プレゼンテーション 2（発表）
第　８回 グループディスカッション（グループディスカッション）
第　９回 データ分析 （講義）
第１０回 文章の要約（講義）
第１１回 プレゼンテーション 3（発表）
第１２回 プレゼンテーション 4（発表）
第１３回 調査発表テーマの議論・決定（討論）
第１４回 調査報告 1（発表）
第１５回 調査報告 2（発表）

（授業の方法）
「伝える」ために必要な情報の収集，分析，整理およびプレゼンテーションの方法について教員が講義し、その後学生が実践（プレゼンテーション）する形で授業を進めます。

適宜資料を用意する．

（参考書）
山﨑康司 「入門　考える技術・書く技術　 日本人のロジカルシンキング実践法」（ダイヤモンド社, 2011）

（事前学修）
プレゼンテーションのテーマに関する情報収集を行う．プレゼンテーション資料は事前に作成しておくこと．
（事後学修）
講義で取り上げた話題や他のチューター生が発表した内容に関心を持ち，自身でも調査する．

（成績評価の方法）
演習への参加度（60%）
レポート提出・発表（40％）

（成績評価の基準）
到達目標1: 自己の意見を主張するために必要な情報を収集・分析し，適切なプレゼンテーション資料が作成できる．
到達目標2: 議論（グループディスカッション）においてグループの意見をまとめることができる．
到達目標3: 自分の言葉で分かりやすいプレゼンテーションができる．適切な質疑応答が出来る．

普段から，ニュース等で気になったことについて自分なりに情報収集し，分析・整理を行う習慣をつけてください．

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