![]() 教員名 : 小畑 拓也
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授業科目名
比較文学特論
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
小畑 拓也
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
特定のモチーフを手がかりに複数の文化圏を横断する「比較文学」的読解により、常に普遍性と特殊性がせめぎ合う文学という場の動態を探ることを目指す。 (受講生の到達目標) 到達目標1:授業で紹介した固有名・概念について理解し、辞書・事典等の定義・解説をもとに説明の文章をまとめることができる。 到達目標2:自ら選定した授業内容に関連する書籍について、その内容を解説する文章をまとめることができる。 到達目標3:先行研究・文献・データを活用したレポートを作成することができる。 【授業の概要】
世界のあり方を単純化するために用いられがちな「比較」という方法を世界の複雑さを記述する方法として捉え直す。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 講義:オリエンテーション 第2回 講義:ユートピアとディストピア 歴史的展開 第3回 講義:ユートピアとディストピア 歴史的展開(承前) 第4回 講義:ユートピアとディストピア 歴史的展開(承前) 第5回 講義:ユートピアの夢/ディストピアの悪夢 秩序と支配をめぐる想像力 第6回 講義:ユートピアの夢/ディストピアの悪夢 秩序と支配をめぐる想像力(承前) 第7回 講義:ユートピアの夢/ディストピアの悪夢 秩序と支配をめぐる想像力(承前) 第8回 講義:ユートピアの夢/ディストピアの悪夢 秩序と支配をめぐる想像力(承前) 第9回 講義:ユートピアの夢/ディストピアの悪夢 秩序と支配をめぐる想像力(承前) 第10回 講義:ユートピアの夢/ディストピアの悪夢 秩序と支配をめぐる想像力(承前) 第11回 講義:ユートピア=ディストピア 「夢想家」の正体 第12回 講義:ユートピア=ディストピア 「夢想家」の正体(承前) 第13回 講義:ユートピア=ディストピア 「夢想家」の正体(承前) 第14回 講義:ユートピア=ディストピア 「夢想家」の正体(承前) 第15回 講義:ユートピア=ディストピア 「夢想家」の正体(承前) (授業の方法) 「ユートピア」と「ディストピア」という対をなすモチーフを手がかりに、広く表象文化に目を配りながら言語文化(文芸)における事例の読解・分析を進める。授業内容をもとに各回の小テーマ、複数回にわたる中テーマ、授業全体を通しての大テーマを把握し、各自の興味を元に個人用のマインドマップ、用語集として再編成する小レポート、書評形式の中間レポート、論文形式の最終レポートを作成する。 テキスト・参考書
(テキスト)資料を配信する。
(参考書)授業中に紹介する。 授業時間外の学修
(事前学修)
2回目の授業以降、前回の授業で提示されたキーワードの辞書・事典・関連書籍等による定義・解説を整理しておくこと。 (事後学修) 授業内容を整理して、毎回の小レポート・書評課題・最終レポートに取り組むこと。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
各回ごとに授業中のメモ、ノートをもとに受講者が各自でまとめる「レジュメ」形式の小レポート(授業参加状況の確認を兼ねる)を60%、欧米文学・比較文学関連の書籍を取り上げた書評形式の中間レポートを20%、授業を通じて習得、訓練した術語、理論、文章作法を盛り込んだ最終レポートを20%として算出する。 (成績評価の基準) 到達目標1:各回の授業内容を整理、把握し、取り上げられたキーワードについて的確な説明の文章をまとめることができる。 到達目標2:授業内容に関連する書籍を自ら選定し、その内容を理解・分析し、その位置づけ説明する書評にまとめることができる。 到達目標3:授業内容に関連したテーマに基づいたテクスト分析の成果を論文形式の最終レポートにまとめることができる。 備 考
日本語以外の言語を通じて一次資料・二次資料を参照する必要があるので、相応の覚悟をもって臨まれたい。
課題提示と提出および授業時間外の質疑応答はMicrosoft Teams上で行うので、PC等のデバイス・ネットワーク環境を整えておくこと(オンライン授業に切り替えられた場合には、Teamsの会議機能を利用してリアルタイムで授業を進行する)。 担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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