![]() 教員名 : 小畑 拓也
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授業科目名
米文学特論
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
小畑 拓也
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
現代アメリカのメディア事象を考察する上で参照しなければならない典型的なモチーフ、テーマの通時的変遷を追求するとともに、近代テクノロジーに基づくグローバル化の中で、そうしたモチーフ・テーマが普遍化・特殊化している状況を共時的にも的確に捉えることを目指す。 (受講生の到達目標) 到達目標1:授業で紹介した固有名・概念について理解し、辞書・事典等の定義・解説をもとに説明の文章をまとめることができる。 到達目標2:自ら選定した授業内容に関連する書籍について、その内容を解説する文章をまとめることができる。 到達目標3:先行研究・文献・データを活用したレポートを作成することができる。 【授業の概要】
現代アメリカのメディア事象を中心に、「文学」という拡散しつつあるカテゴリーの複数メディア上での展開を通じて、近代テクノロジーを前提とする文化状況が結晶化・表象化され、浸透、拡散しているさまを最新の研究成果に照らしつつ、考察する。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 講義:オリエンテーション 第2回 講義:アメリカ小説の現在 事例紹介と考察 第3回 講義:アメリカ小説の現在 事例紹介と考察(承前) 第4回 講義:アメリカ小説の現在 事例紹介と考察(承前) 第5回 講義:アメリカ映画の現在 事例紹介と考察 第6回 講義:アメリカ映画の現在 事例紹介と考察(承前) 第7回 講義:アメリカ映画の現在 事例紹介と考察(承前) 第8回 講義:アメリカのTVドラマの現在 事例紹介と考察 第9回 講義:アメリカのTVドラマの現在 事例紹介と考察(承前) 第10回 講義:アメコミの現在 事例紹介と考察 第11回 講義:アメコミの現在 事例紹介と考察(承前) 第12回 講義:カートゥーンの現在 事例紹介と考察 第13回 講義:カートゥーンの現在 事例紹介と考察(承前) 第14回 講義:メディア横断的表現 事例紹介と考察 第15回 講義:メディア横断的表現 事例紹介と考察(承前) (授業の方法) マクルーハン以来のメディア論の基礎を確認することから始め、メディアとテクノロジーとの関わりを端的に示す具体的なテクストを、文字、音声、映像などのメディアの諸分野から取り上げ、それぞれの特性に応じた読解を試みる。授業内容をもとに各回の小テーマ、複数回にわたる中テーマ、授業全体を通しての大テーマを把握し、各自の興味を元に個人用のマインドマップ、用語集として再編成する小レポート、書評形式の中間レポート、論文形式の最終レポートを作成する。 テキスト・参考書
(テキスト)資料を配信する。
(参考書)授業中に紹介する。 授業時間外の学修
(事前学修)
2回目の授業以降、前回の授業で提示されたキーワードの辞書・事典・関連書籍等による定義・解説を整理しておくこと。 (事後学修) 授業内容を整理して、毎回の小レポート・書評課題・最終レポートに取り組むこと。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
各回ごとに授業中のメモ、ノートをもとに受講者が各自でまとめる「レジュメ」形式の小レポート(授業参加状況の確認を兼ねる)を60%、アメリカ文学関連の書籍を取り上げた書評形式の中間レポートを20%、授業を通じて習得、訓練した術語、理論、文章作法を盛り込んだ最終レポートを20%として算出する。 (成績評価の基準) 到達目標1:各回の授業内容を整理、把握し、取り上げられたキーワードについて的確な説明の文章をまとめることができる。 到達目標2:授業内容に関連する書籍を自ら選定し、その内容を理解・分析し、その位置づけ説明する書評にまとめることができる。 到達目標3:授業内容に関連したテーマに基づいたテクスト分析の成果を論文形式の最終レポートにまとめることができる。 備 考
日本語以外の言語を通じて一次資料・二次資料を参照する必要があるので、相応の覚悟をもって臨まれたい。
課題提示と提出および授業時間外の質疑応答はMicrosoft Teams上で行うので、PC等のデバイス・ネットワーク環境を整えておくこと(オンライン授業に切り替えられた場合には、Teamsの会議機能を利用してリアルタイムで授業を進行する)。 担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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