シラバス情報

授業科目名
研究指導(論文指導)2
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
堀江 進也
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
研究指導(論文指導)1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目標)
修士論文を執筆・完成することを目標とします。この中で、自身の分析成果を過去の研究と理論上、データ上から対比し、自身の論文の新規性を説明する能力、さらに政策的含意を説明する能力の獲得を目指します。


(受講生の到達目標)
到達目標1 分析成果と過去の研究との類似性を説明できる。
到達目標2 分析成果と過去の研究との異質性を説明できる。
到達目標3 分析成果から政策的含意を説明できる。
【授業の概要】
本コースでは、教員と受講生が毎週話し合いをしながら、学生の興味にしたがって教員が学生に論文を割り当て、その次の週に学生が論文に記載されている理論と実証モデルの説明を教員に行います。発表を行う論文は3本のみですが、毎週新しい論文を読むことは課題として与えられます。また、同時に分析進捗を教員に説明し、最終的には成果を説明することに移行します。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 先行研究の参照: 分析の進捗報告1
第2回 先行研究の参照:(参考文献1本目)自身のテーマとの理論上の異質性を説明する, 分析の進捗報告2
第3回 先行研究の参照:(参考文献1本目)自身のテーマとのデータ上の類似性を説明する, 分析の進捗報告3
第4回 先行研究の参照:(参考文献1本目)自身のテーマとのデータ上の異質性を説明する, 分析の進捗報告4
第5回 先行研究の参照:(参考文献2本目)自身のテーマとの理論上の類似性を説明する, 分析の進捗報告5
第6回 先行研究の参照:(参考文献2本目)自身のテーマとの理論上の異質性を説明する, 分析の進捗報告6
第7回 先行研究の参照:(参考文献2本目)自身のテーマとのデータ上の類似性を説明する, 分析の進捗報告7
第8回 先行研究の参照:(参考文献2本目)自身のテーマとのデータ上の異質性を説明する, 分析の進捗報告8
第12回 分析の成果報告:分析枠組みの新規性の説明
第13回 分析の成果報告:分析成果の新規性の説明
第14回 分析の成果報告:分析成果から政策的含意の提示と説明
第15回 先行研究の参照:修士論文全体の説明

(授業の方法)
授業は、受講生が教員へ分析の進捗を説明することとと、教員に割り当てられる参考文献と自身の分析結果との対比の説明を繰り返すことで進みます。なお、参考文献1本目は、1回目の授業が始まる1週間前に教員から受講生に割り当てられます。
テキスト・参考書
特定のテキストは設けない。受講生の研究テーマに沿って、過去の文献を教員が受講生に割り当てる。
授業時間外の学修
事前の学修:教員に割り当てられた参考文献の内容と、自身の分析の途中経過とを対比して説明できるよう準備する。これには最短で5時間費やしてください。
事後の学修:教員から得られた助言に従い、分析内容の再検討を行う。これには最短で5時間費やしてください。
成績評価の方法と基準
・執筆された修士論文(80%)
・分析内容を過去の文献と対比しながらの教員へのプレゼンテーション(20%)


(受講生の到達目標)
到達目標1 分析成果と過去の研究との類似性をプレゼンテーションと論文の中で説明できる。
到達目標2 分析成果と過去の研究との異質性をプレゼンテーションと論文の中で説明できる。
到達目標3 分析成果から政策的含意をプレゼンテーションと論文の中で説明できる。
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容