教員名 : 高山 毅
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授業科目名
研究指導(論文指導)1
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
高山 毅
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
研究演習2
次に履修が望まれる科目
研究指導(論文指導)2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的) この授業の目的は,「研究演習1,2」で受けた少人数教育と個別指導による研究能力と論文作成能力に基づき,創造性に富む修士論文の執筆を適切にスタートすることです. 教員から学ぶだけでなく,自律的に学修する場を提供する科目です. (受講生の到達目標) 到達目標1; ジャーナル論文の査読コメントを踏まえて,改訂論文を提出できるようになること 到達目標2; 修士論文の目次,結論,先行研究,提案手法を執筆できるようになること 到達目標3; 4年生の卒業研究の前期の内容に対して,先輩としてゼミで1年前よりも更に高品質なコメントをできるようになること 【授業の概要】
まず始めにジャーナル論文の第一回査読コメントから研究を改善し,二回目の投稿をします.そして二回目の査読結果が返ってくるまでに修士論文の執筆を開始します.二回目の査読結果が返ってきたら,それを踏まえてジャーナル論文の再改訂版を投稿します.そして前期終了までに,修士論文の第一版を執筆します.スケジュールは学会側の予定に依存して変動し得ますが,安易に遅延しないように努めます. 進捗報告は学部4年生のゼミと合同で行ない,自身の進捗をPowerPoint(以降「PPT」と略)で発表して,他のゼミ生や教員のコメントを得ます.本学の少人数教育の利点を生かし,アットホームな雰囲気で進めていきます. 【授業計画と授業の方法】
(授業計画) 発表週→作業週→発表週→作業週→…のように,平均で二週間に一回,進捗報告するペースで,進めていきます. 第1回 オリエンテーション ガイダンス・発表スケジュールの決定 第2回 第一回進捗報告 ジャーナル論文の第一回査読コメントからの研究の改善案を,PPTで発表します. ゼミでは,4年生の発表に先輩としての経験を踏まえ,コメントします. このコメント練習は研究指導(論文指導)1受講生としてのトレーニングでもあり,以後毎回実施します. 第3回 ジャーナル論文の第二回投稿版の作成 前週の進捗報告の結果を踏まえて,ジャーナル論文の第二回投稿版を作成します. 第4回 第二回進捗報告 前週に作成したジャーナル論文の第二回投稿版をワード形式で発表し,コメントを踏まえて提出します. 第5回 修士論文の執筆(1) 目次作成 前週に提出したジャーナルレベル論文を踏まえ,修士論文の執筆を目次作成から開始します. 第6回 第三回進捗報告 前週に作成した修士論文の目次案を,ワード形式で発表します. 第7回 修士論文の執筆(2) 序章と結論章の作成 前週の発表時に得られた聴衆コメント等を踏まえ,修士論文の序章と結論章を作成します. 第8回 第四回進捗報告 前週に作成した修士論文の序章と結論章の案を,ワード形式で発表します. 第9回 ジャーナル論文の第二回査読コメントからの研究の改善案の作成 ジャーナル論文の第二回査読コメントからの研究の改善案を,PPTで作成します. 第10回 第五回進捗報告 前週に作成した改善案を発表します. 第11回 ジャーナルレベル論文のカメラレディ(最終版)の作成 前週の進捗報告の結果を踏まえて,ジャーナルレベルの論文のカメラレディ(最終版)を完成させます. 第12回 第六回進捗報告 作成したジャーナルレベル論文をワード形式で発表し,コメントを踏まえて提出します. 第13回 修士論文の執筆(3) 先行研究章と提案章の作成 前週の発表時に得られた聴衆コメント等を踏まえ,修士論文の先行研究章と提案章を作成します. 第14回 第七回進捗報告 前週に作成した,修士論文の先行研究章と提案章をワード形式で発表します. 第15回 第八回進捗報告 試作システムのバージョンアップや評価実験の拡充の要否を含めて,今後のスケジュール案を発表します. (授業の方法) 学部4年生のゼミと合同で,少人数での交代式発表でアットホームに進めていきます. 発表の回では,内容に関連した質疑応答の機会を設けます. テキスト・参考書
なし
授業時間外の学修
(事前学修)その週に予定されている内容で事前に進められるところは,教員との個別協議で確認の上,積極的に進めておいて下さい. (事後学修)その週の内容を充分に終えられなかった場合,次週までに済ませておいて下さい. 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法) 学内外での発表時の論文とPPT資料(70%) 学内外での質疑応答での質や姿勢(30%) (成績評価の基準) 到達目標1; ジャーナル論文の査読コメントを踏まえて,改訂論文を提出できること 到達目標2; 修士論文の目次,序論,結論,先行研究,提案手法を執筆できること 到達目標3; 4年生の卒業研究の前期の内容に対して,先輩としてゼミで1年前よりも更に高品質なコメントをできること 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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