教員名 : 神﨑 稔章
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授業科目名
研究演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
担当教員名
神﨑 稔章
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
金融システム特論
次に履修が望まれる科目
研究演習2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
本演習は、金融論研究に関するテキストの輪読を行う。日本の金融システムの軌跡を各年代ごとに整理することで、我が国の金融システムに対する高度な専門知識や研究方法への深い知見を修得することを目的とする。各回参加者全員にそれぞれ解説を行ってもらった上で問題点を提起してもらい、それらをふまえ、討論を行い、研究上の論点整理を行うことがことを目的とする。 (受講生の到達目標) 到達基準1:我が国の金融システムについて高度な専門用語を用いて説明を行うことができる。 到達基準2:金融システム研究に対して、批判的な考察を行うことができる。 【授業の概要】
本演習は,金融論研究に関する文献の輪読を行う。文献については、テキスト及び参考書に掲示する題材より、各回参加者全員に解説をおこなってもらうと同時に論点を提起してもらい,それらをふまえ討論を行う。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 オリエンテーション 授業の進め方、順番決め 第2回 金融システム改革50年の軌跡 第3回 戦後経済の転型期と金融の正常化・効率化 第4回 2つのコクサイ(国際・国債)化 第5回 銀行法の全面改正 第6回 金利の自由化と情報システム革命 第7回 子会社方式による相互参入 第8回 プラザ合意と金融の活況 第9回 バブル崩壊と護送船団方式の終焉 第10回 日本版ビッグバン 第11回 金融危機とその対応(1) 金融危機の発生と金融システムの安定化・日銀法改正と財政・金融行政分離 第12回 金融危機とその対応(2) 信用秩序維持政策の再構築・金融の再編成 第13回 「金融再生プログラム」と不良債権問題の収束 第14回 公的金融制度改革と郵政民営化 第15回 市場型金融指向の金融インフラ整備 (授業の方法) テキストの担当箇所を事前に読み、報告資料を作成してもらう。報告資料を用いて、発表を行い、内容を議論してもらう。我が国の金融システムの評価されてきた内容と、直面する金融問題を知るだけでなかう、我が国の金融上の対策を考えぬく力を養ってもらうため、授業以外の評価方法として、レポートを課すので、発表以外の各章も予め読んでください。 テキスト・参考書
(テキスト)
西村吉正 著「金融システム改革50年の軌跡」、金融財政事情研究会、2011年. 授業時間外の学修
(事前学習)事前にテキストを精読した上で、報告資料を作成すること。
(事後学習)事後に授業の内容を復習すること。報告以外のテキスト内容も読んでおくこと。 事前・事後学習はそれぞれ授業時間の2倍程度の時間を想定している。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業における報告(30%) 授業における討論(50%) レポート課題(20%) (成績の基準) 到達基準1:我が国の金融システムについて高度な専門用語を用いて説明を行うことができる。 到達基準2:金融システム研究に対して、批判的な考察を行うことができる。 備 考
各回の授業では、PCを持参してください。
担当教員の実務経験の有無
無
実務経験の具体的内容
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