教員名 : 藤井 佐美
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授業科目名
フィールドワーク
開講年次
3年
開講年度学期
2023年度前期、2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-342S
担当教員名
宮谷 聡美、髙島 彬、藤井 佐美
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
日本文学研究と創作に結びつく実地踏査をおこない、机上の学習では得られない資料収集や調査研究能力を身につける。また、事前学習と事後学習では企画立案から成果報告までに必要な知識と技能を修得し、隣接する日本語学・歴史学・民俗学・地域学からも広く日本文化について学習する。 (受講生の到達目標) 到達目標1:フィールドワークの意義をふまえて実施可能なテーマを設定し、一定の仮説を立てて適切な技能を活用することができる。 到達目標2:事前学習とフィールドワークで得た情報を正確に分析し、公開可能な成果報告物を作成することができる。 【授業の概要】
教員引率型フィールドワークと、履修者個人実施型フィールドワークの両方をとおして、計画・実施・報告までの手順を段階的に学び、実際に取り組む授業。教員引率型フィールドワークはしまなみ海道エリアにおいて、古典文学と民俗学に関連する施設や伝承地を日帰りで採訪する予定。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 講義:ガイダンス フィールドワークの意義 第 2回 演習:フィールドワークの報告書・論文等を読み、テーマを仮設定する 第 3回 演習:学内・学外図書館とインターネットの活用方法 第 4回 演習:ノート・録音・撮影等の記録と活用方法 第 5回 演習:準備と心得(アポイントメント、マナー、社会還元等) 第 6回 演習:踏査地に関する事前学習 1 第 7回 演習:踏査地に関する事前学習 2 第 8回 フィールドワーク:教員引率型学外実習 1 第 9回 フィールドワーク:教員引率型学外実習 2 第10回 演習:実施ノートの書き方 第11回 演習:収集情報の整理と分析 第12回 発表:個人調査の実施計画 仮説の解説 第13回 フィールドワーク:個人調査 実施ノートによる報告 第14回 フィールドワーク:個人調査 収集情報の分析報告 第15回 発表:成果報告 (授業の方法) 第1回で年間スケジュール(日程・時間割、準備内容)を説明する。 第2回〜第5回では必要な手順や心得を学びながら、テーマにふさわしい調査方法を検討し実施に向けての準備を進める。 第6回〜第11回では教員引率型フィールドワークに関する事前の情報共有、フィールドワークの実施、実施後の情報整理と分析をおこなう。 第12回〜第14回では履修者個人が設定したテーマへの取り組み(調査目的と仮説を解説する計画発表、フィールドワーク、実施報告)を進め、第15回で個人の学習成果を他者と共有できる形に整えて報告する。 なお、上記の進行は日程調整の関係から随時変更する可能性もある。 テキスト・参考書
資料を配布する。
授業時間外の学修
(事前学修)
事前の配布資料を確認し、研究テーマとの関連づけを想定した課題を授業専用ノートに記録しておくこと。 (事後学修) 各回の演習における成果を授業専用ノートに記録し、改善点と課題に関する情報整理をしておくこと。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
授業への取り組み(70%) 調査研究の成果報告物(30%) (成績評価の基準) 到達目標1:実施可能な計画に基づき一定の仮説・技能によるフィールドワークをおこない、その経過を適切に報告できている。 到達目標2:事前学習とフィールドワークで得た情報を分かりやすく分析し、事後学習をふまえた上で他者と共有できる成果報告物を作成している。 備 考
新年度のオリエンテーション期間に実施する事前の説明会には出席しておくこと。授業はポータルサイトとteamsも活用し、演習・実施報告にふさわしい授業形態で実施する。この授業専用ノート(フィールドワーク実施中も利用可能な形態のもの)を準備しておくこと。
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
学外でのフィールドワーク等を伴う授業
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