教員名 : 宮谷 聡美
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授業科目名
中古文学専門演習b
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-SG-311S
担当教員名
宮谷 聡美
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
中古文学専門演習a
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)中古の作品を精読して問題点を指摘し、他者と共有・議論した結果をふまえて自分なりの課題を設定できるようになることが目的です。
(受講生の到達目標) 到達目標1;辞典・事典、索引や注釈書などを活用する中古仮名文学の研究方法を学び、問題点を整理することができる。 到達目標2;上記にもとづいて自分の意見をまとめたものを発表し、討論に参加することができる。 到達目標3;先行論や討論参加者の意見を取り込みながら、協働的・主体的に新しい知見や発展的課題に到達することができる。 【授業の概要】
『枕草子』の類聚的章段、日記的章段、随想的章段の特徴について理解を深め、随筆文学の祖とされる『枕草子』の創造したものについて考察します。できるだけ早い時期に、『枕草子』を通読しておいてください。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 『枕草子』について 第2回 対象章段と発表者の決定 第2回 講義;担当箇所、調査発表方法について 第3回 演習;学生の発表と討論① 第4回 演習;学生の発表と討論② 第5回 演習;学生の発表と討論③ 第6回 演習;学生の発表と討論④ 第7回 演習;学生の発表と討論⑤ 第8回 演習;学生の発表と討論⑥ 第9回 演習;学生の発表と討論⑦ 第10回 演習;学生の発表と討論⑧ 第11回 演習;学生の発表と討論⑨ 第12回 演習;学生の発表と討論⑩ 第13回 演習;学生の発表と討論⑪ 第14回 演習;学生の発表と討論⑫ 第15回 講義;発表のまとめ、レポート作成 (授業の方法) 原則として受講者の発表と討論ですが、一部は講義とします。 テキスト・参考書
(テキスト)指定しません。
(参考書)石田穣二『新版 枕草子』上・下(角川文庫、1979〜1980年)、稲賀敬二・上野理・杉谷寿郎『枕草子入門』(有斐閣、1980年)、萩谷朴『枕草子解環』1−5(同朋舎、1981−1983年)、渡辺実『新日本古典文学大系 枕草子』(岩波書店、1991年)、松尾聰・永井和子『新編日本古典文学全集 枕草子』(小学館、1997年)、早稲田久喜の会『学びを深めるヒントシリーズ 枕草子』(明治書院、2020年) 授業時間外の学修
(事前学修)発表資料作成または発表者の資料を読み込む。
(事後学修)討論結果をふまえて資料を補足し、レポートにまとめる。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)発表(50%)・討論への参加(20%)・最終レポート(30%)
(成績評価の基準) 到達目標1;辞典・事典、索引や注釈書などを活用し、問題点を整理している。 到達目標2;上記にもとづいて自分の意見をまとめたものを発表し、討論に参加している。 到達目標3;先行論や討論参加者の意見を取り込みながら、自分なりの課題を設定してレポートにまとめている。 備 考
発表資料は原則として前日までにMS- teamsで共有または印刷物を用意してください。レポート提出はポータルから行います。文書作成ソフト、MS- teamsがインストールされた大学ネットワークに接続可能なパソコンを用意してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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