教員名 : 齋藤 拓海
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授業科目名
日本歴史概説1
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
J-RE-201L
担当教員名
齋藤 拓海
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
古代から中世前期までの日本の歴史を、白村江の戦いなどの大規模対外戦争を通して国際関係と国家の構造を背景として考察し、理解することを目標とする。 (受講生の到達目標) 到達目標1;東アジアの国際秩序であった冊封体制について説明できる。 到達目標2;古代日本の対中国・朝鮮外交・軍事政策について説明できる。 到達目標3;外交・対外戦争と関連した日本の国家形成・体制変化について説明できる。 【授業の概要】
古代から中世前期までの日本の歴史を戦争と外交を通して各時代の東アジアの国際関係と日本の構造と特質を考えながら理解する。
【授業計画と授業の方法】
第 1回 はじめに(講義、課題、フィードバック)
第 2回 日本史を学ぶ前提(講義、課題、フィードバック) 第 3回 華夷思想と冊封体制(講義、課題、フィードバック) 第 4回 神功皇后の「三韓征伐」(講義、課題、フィードバック) 第 5回 東アジア世界の国家形成 (講義、課題、フィードバック) 第 6回 倭国の成立と朝鮮半島出兵(講義、課題、フィードバック) 第 7回 隋の成立と倭国の対外政策(講義、課題、フィードバック) 第 8回 百済救援戦争(講義、課題、フィードバック) 第 9回 白村江の戦い(講義、課題、フィードバック) 第10回 唐の倭国侵攻危機と壬申の乱(講義、課題、フィードバック) 第11回 日本律令国家の成立(講義、課題、フィードバック) 第12回 日本律令国家の軍制と外交(講義、課題、フィードバック) 第13回 藤原四卿の対新羅臨戦態勢(講義、課題、フィードバック) 第14回 藤原仲麻呂の新羅出兵計画(講義、課題、フィードバック) 第15回 東アジア情勢の変化と律令軍制・外交の転換(講義、課題、フィードバック) (授業の方法) 事前配信した資料に基づいて授業時間中に講義形式で説明する。 授業後に講義内容に関する感想・質問等をコメントとしてポータルサイトに提出をする課題を提示する。 質問は次回授業で回答する。 学修内容定着の確認のため、6,10,14回で配信資料と講義内容を要約した小レポートを課す。 テキスト・参考書
(テキスト)資料を配信する。
(参考書)授業で紹介する。 授業時間外の学修
(事前学修)
当日使用予定の配信資料の閲覧。必要に応じた関連資料・情報の収集。 (事後学修) 授業内容の復習、授業コメントの作成・提出、内容要約レポートの作成。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
期末試験・期末レポート(34%)、小レポート(33%)、平常点(33%)。 (成績評価の基準) 到達目標1:授業内容に応じた適切なコメントを作成・提出している。 到達目標2:授業内容に応じた適切なレポートを作成・提出している。 備 考
毎時間終了後、配布したプリント・資料などをもとに復習し、歴史の流れを概括的に理解するようにつとめること。
オンライン授業の場合は、資料・動画コンテンツによるオンデマンド授業を実施予定、配信にポータルを利用。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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