教員名 : 中西 正
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授業科目名
ビジネスとデータサイエンス
開講年次
3年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-IN-308L
担当教員名
中西 正
担当形態
メディア授業
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(高等学校 情報) 施行規則に定める科目区分又は事項等・・情報システム(実習を含む。) この授業の基礎となる科目
統計学1
情報活用基礎1 次に履修が望まれる科目
統計学2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、RやExcelなどのツールを介して問題解決手法を学び,経済・経営の視点から検討・評価する能力を身につけることです。公的機関から公開されているデータを用いて, 諸問題の設定・分析・解決といった手順を実践的に学ぶことにより,実社会の問題を十分に分析・理解・解釈する知識を養います。 (受講生の到達目標) 到達目標1:問題解決に必要なデータを収集・加工することができる。 到達目標2:データに対し, 適切なモデルを選択し, 分析することができる。 到達目標3:社会問題を提起し, 適切に分析することができる。 【授業の概要】
本授業は,教職関連科目のうち,「実習を含む」科目として分類されます。
この授業の演習では,RやExcelを用いた演習を中心に,情報システムから得られたデータの管理・運営・活用に注目して,経済・経営科学に対する実践的な能力を習得することを目的としています。 また,授業ではオープンデータなどの実際のデータを用いて解析を実践し,その解釈を行います。 統計学や基礎的な数学の内容を扱いますが, 統計学1と2, 基礎数学1の受講は必須ではありません。必要に応じて, 解説します。 毎回の授業内で課題を課します。この課題を達成することにより, 目標は十分に達成できます。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:授業の概要と説明,データサイエンスの概要 [授業, 演習, オンライン] 第2回:現代社会におけるデータサイエンスとその役割 [授業, 演習, オンライン] 第3回:データ分析の基礎(平均,分散,ヒストグラム,確率分布) [授業, 演習, オンライン] 第4回:標本調査,仮説検定 [授業, 演習, オンライン] 第5回:グラフの検討,散布図 [授業, 演習, オンライン] 第6回:相関分析,クロス集計,アソシエーション分析 [授業, 演習, オンライン] 第7回:顧客満足度分析 [授業, 演習, オンライン] 第8回:回帰分析 [授業, 演習, オンライン] 第9回:主成分分析,Biplotからのデータ解釈 [授業, 演習, オンライン] 第10回:季節調整法, RS-Decomp [授業, 演習, オンライン] 第11回:実データに対するデータ分析(中間試験) [対面] 第12回:経営のための情報管理と意思決定支援 [授業, 演習, オンライン] 第13回:ビックデータとクラウド技術,オープンデータ [授業, 演習, オンライン] 第14回:シビックテックによるオープンデータを活用した地域課題解決 [授業, 演習, オンライン] 第15回:データサイエンス事例と今後の展望 [授業, 演習, オンライン] (授業の方法) 授業は15回すべて, 配布資料(パワーポイント, PDF, Excel, Rコードなど)を用いて教員が解説します。また, 講義資料はMoodleを通じて配布しますので, 事前・事後学修に使用してください。授業の最後に小テストまたはExcelやRを使った課題を課します。授業終了後, 当日中にMoodleを通じて提出してください。次回の授業冒頭にて, 解説や質問のフィードバックを行います。 第11回に第8回までの内容について対面で中間試験を実施します。 本授業は, Zoomを用いてオンラインで行います。 テキスト・参考書
(テキスト)特に指定なし。毎回の授業の資料をアップロードします。
授業時間外の学修
(事前学習)
事前に配布した資料や参考文献などを読むことにより予習を行ってください。 (事後学修) 授業後に課した課題に取り組んでください。また, 練習問題で間違えた箇所や理解不足な箇所を補うよう復習を行ってください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
毎回の授業課題(30%) 中間試験(35%) 期末レポート(35%) (成績の基準) 到達目標1:公的機関から分析に必要なデータを取得し, 加工することができている。 到達目標2:データに対し, 適切なグラフの選択や仮説検定を行うことができている。 到達目標3:期末レポートにおいて, オープンデータを活用し, 地域間課題を設定し, 原因と解決策を論述している。 備 考
1.実践授業のため,R, Excel, Power Point, Webシステムが利用できるパソコンを持ってくること。
2. 授業は対面で実施する。ただし, 複数回オンラインで実施する(Zoom, Moodleを利用,VPNの接続を確実に行えるようにする)。 3. 授業はZoomで出席をとっているので,必ず大学のメールアドレスで登録すること。 4. すべての授業において,授業+ディスカッション+演習をメインとして行っているので,積極的にディスカッションへ参加すること。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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