![]() 教員名 : 西村 剛
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授業科目名
経営史
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-MN-213L
担当教員名
西村 剛
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経営学入門
次に履修が望まれる科目
経営学総論、経営組織論、経営戦略論
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
経営者(創業者)がどのような意欲と社会的使命を持って起業してきたかという理念・思想等を学ぶことにより、将来自分が就職しようとする企業や組織、あるいは就職した企業や組織の理念を理解することで、そこで働くことの意義を見出し、より充実した社会人としての能力をいかせるようになる。 なお、本講義はディプロマポリシーの学士力のうち「知識」、「理解」の習得・修得を目標とする。 (受講生の到達目標) 到達目標1; 世界・日本の産業革命について説明できる。 到達目標2; 日本的経営の変遷について説明できる。 到達目標3; 企業家の経営理念の特徴について説明できる。 【授業の概要】
本講義では、なぜ企業という組織形態が発生したのか、また個別企業はどのような考え(理念・思想)の下で経営活動を行っているのか等について考察していく。そのため企業の成立史、経営者(創業者)の企業活動に対する考え方(理念・思想)の足跡を辿っていく。同時に日本的経営の源流を探っていく。
【授業計画と授業の方法】
授業計画
第 1回 授業の進め方、評価の仕方 第 2回 経営史という学問 第 3回 世界の産業革命 第 4回 日本の産業革命(1) 第 5回 日本の産業革命(2) 第 6回 企業の成立史(1)−生成期− 第 7回 企業の成立史(2)−発展期− (レポート課題について説明します) 第 8回 日本的経営の変遷(1)−家の論理− 第 9回 日本的経営の変遷(2)−Gesellschaft的思考とGemeinschaft的思考− 第10回 経営理念の実証(1) 武藤三治とその事業 ①紡績業 第11回 経営理念の実証(2) 武藤三治とその事業 ②その他の事業 第12回 経営理念の実証(3) 小林一三とその事業 ①鉄道業 第13回 経営理念の実証(4) 小林一三とその事業 ②その他の事業 第14回 経営理念の実証(5) 大原孫三郎とその事業 ①紡績業 第15回 経営理念の実証(6) 大原孫三郎とその事業 ②その他の事業 授業の方法 講義形式で行う。板書を中心とし、その他PowerPointなども適宜使用しながら、必要に応じて関係資料を配付しながら進めていく。 テキスト・参考書
(テキスト)
吉田和夫・大橋昭一監修『最新基本経営学用語辞典(改訂版)』同文舘 2015年 (参考書) 宇田川勝・生島淳編『企業家に学ぶ日本経営史』有斐閣ブックス 2011年 小倉榮一郎『近江商人の経営』サンブライト出版 1988年 宮坂純一『日本的経営への招待』晃洋書房 1994年 阪急電鉄株式会社編『75年のあゆみ<記述編>』阪急電鉄株式会社 1982年 佐々木聡編『日本の企業家群像』丸善 2001年 佐々木聡編『日本の企業家群像(2)革新と社会貢献』丸善 2003年 田中照純・劉容菁・西村剛編著『企業倫理を歩む道』晃洋書房 2010年 西村剛『経営組織論序説』晃洋書房 2003年 授業時間外の学修
(事前学修)
授業計画に沿って関係のある語彙などを参考書にて予習を行ってください。 (事後学修) 講義時間中に説明した内容と辞書で扱った項目を整理し、復習してください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
レポート(30%)授業の第7回目で詳しく説明します。 期末テスト(70%) (成績評価の基準) 到達目標1;世界・日本の産業革命について正確に答えることが出来ている。 到達目標2;日本的経営の変遷について正確に答えることが出来ている。 到達目標3;企業家の経営理念の特徴について正確に答えることが出来ている。 (なお、詳しくは第1回目の授業の際に説明します。) 備 考
講義した内容についてノートを熟読して欲しい。
担当教員の実務経験の有無
無
実務経験の具体的内容
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