教員名 : 川口 俊宏
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授業科目名
外国書講読1
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-205L
担当教員名
川口 俊宏
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
総合英語I, 総合英語II
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
英語読解力の向上を主目標に、既に中身を概ね知っている内容が英語で表記されるとどういう構文で書かれるのかを初等的な英語テキストの輪読を通じて理解する。 また、和訳付き英字新聞から輪番で発表を複数回担当する事で、英字新聞や海外の雑誌等を独自で読めるようになることを目指す。 講義を通じて、簡単な内容であれば英文で説明できるようになっていく事を目標とする。 (受講生の到達目標) 簡易な内容と構文であれば、英文を誤りなく和訳できる。 日本文を英語で表記する際の諸注意を説明できる。 英字新聞や海外の雑誌等を独自で読める。 【授業の概要】
本講義では、"An Introduction of Modern Astrophysics" (B.W. Carroll & D.A. Ostlie)の第1章、人類の科学の進展に関する部分を輪読します。
1-3段落程度の小区分ごとに報告者を決め、毎週少しずつ読み進めます。良い訳が思いつかなかった箇所については、他参加者と意見交換してお互い助けながら進めます。よく使われる英語構文や英語独特の表現については、こちらで適宜解説します。 第4回からは、付属図書館に定期的に届く和訳付き英字新聞から、興味のあるタイムリーな記事を他参加者へ紹介して議論する時間帯も作ります。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
現時点で予定している内容は以下の通りですが、受講生の関心・進捗状況 に合わせて内容を変更する可能性があります。 第 1回 オリエンテーション 授業の進め方と内容の説明、次回以降の報告担当者決め、英文の和訳時の諸注意伝達 第 2回 1.1節 ギリシアの科学 古代の宇宙観 第 3回 1.2節 コペルニクス的転回 天動説の限界と地動説の発展 第 4回 1.3節 天球面 天体の位置の記録の仕方の変遷 第 5回 1.4節 暦(カレンダー) 古代以降の様々な暦 第 6回 1.5節 エジプトのピラミッドと宇宙 古代中東の宇宙観 第 7回 1.6節 惑星の軌道 複雑な惑星の振る舞いの理解 第 8回 1.7節 ケプラーの法則 複雑さを法則で理解し、背景の原理を探る 第 9回 1.8節 ガリレオとニュートン 力学の発達と完成 第10回 1.9節 万有引力と月 月の振る舞いと重力による説明 第11回 1.10節 エネルギー 様々なエネルギーとその記述 第12回 1.11節 重心 最もシンプルな運動の記載方法 第13回 1.12節 ケプラーの法則の導出 法則への整理の完成 第14回 1.13節 年周視差 地球の公転運動と星の観え方 第15回 1.4節 明るさ(等級) 明るさの記載方法の変遷 (授業の方法) 第2回から15回目では、1-3段落程度の小区分ごとに報告者を決め、毎週少しずつ読み進めます。 良い訳が思いつかなかった箇所については、発表中に他参加者と意見交換してお互い助けながら進めます。 よく使われる英語構文や英語独特の表現については、教員から適宜解説します。 第4回以降は、付属図書館に定期的に届く和訳付き英字新聞などから、興味のあるタイムリーな記事を他参加者へ紹介して議論する時間帯も作ります。 テキスト・参考書
購入不要
授業時間外の学修
(事前学修)
担当段落の和訳を行い、発表に備えて下さい。自分の担当以外の段落について、おおよその意味を理解して授業に挑めるよう見ておいて下さい。 (事後学修) 日本語でよく理解している、興味がある時事問題やテーマについて、平易な英文で記載されているニュースサイトや和訳付き英字新聞で読み、英文読解力の向上をはかって下さい。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
発表への事前準備や事前の理解度が十分か(50%)と、他者の発表時への参加状況(50%)。 (成績評価の基準) 担当した段落について、英文を誤りなく和訳できている。 授業中の意見交換時に、日本文を英語で表記する際の諸注意を説明できている。 英字新聞や海外の雑誌等を独自で読めている。 備 考
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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