シラバス情報

授業科目名
専門演習2b(卒業研究)
開講年次
4年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-402T
担当教員名
岡本 隼輔
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
専門演習2a(卒業研究)
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】

(授業の目的)
専門演習1a,1b,2a,2bに共通する最終的な目的は、自身の設定するテーマでの卒業論文の執筆です。
環境問題は早急に解決されるべき問題の一つですが、その解決を社会科学的に探る環境経済学を本演習では学びます。定量的な環境評価分析法(環境産業連関分析、ライフサイクルアセスメント、回帰分析、コンジョイント分析、旅行費用法、応用一般均衡分析など)について学び、そこで得たものを活かしながら卒業論文の作成に取り組むことを見据え、自身が深く興味を持つ内容を探求していきます。

(受講生の到達目標)
到達目標1; 卒業論文で扱う研究手法について自身で実証研究を行えるようになる。
到達目標2; 卒業論文の進捗状況を100%にまで進める。

※卒業論文の進捗状況について、本講義では卒業論文の構成は、大まかな目安として以下の通りです。
1) 研究背景: 20%
2) 既存研究: 15%
3) 研究手法: 20%
4) データ: 10%
5) 分析結果: 25%
6) 結論: 5%
7) 参考文献: 5%
【授業の概要】

専門演習は、少人数で行う専門性の高い授業です。
本演習では、関連する研究論文の理解を通じて分析手法を身に付けます。
得た知識や手法を共有すること及びそれを習得できてるかを確認することを目的に、PPTによる発表を行います。
分析手法については、定量的なものが多いため、数学的な基礎知識も多用します。
また研究室学修に加え、学外において数回の現場見学や合同研究発表会等を実施し、研究と現実社会との関連性の重要さを考慮するような機会も設ける予定です。
専門演習2aからは、卒業論文の作成に着手し、各自で作業を進めます。
また、定期的にPPTにより卒業論文進捗状況の報告を行います。
【授業計画と授業の方法】

(授業計画)
第1回 夏季休業中の進捗状況報告
 学生による発表および質疑_3~5名
第2回 夏季休業中の進捗状況報告
 学生による発表および質疑_3~5名
第3回 PPTの発表1
 学生による発表および質疑_2~3名
第4回 PPTの発表2
 学生による発表および質疑_2~3名
第5回 PPTの発表3
 学生による発表および質疑_2~3名
第6回 PPTの発表4
 学生による発表および質疑_2~3名
第7回 PPTの発表5
 学生による発表および質疑_2~3名
第8回 PPTの発表6
 学生による発表および質疑_2~3名
第9回 PPTの発表7
 学生による発表および質疑_2~3名
第10回 PPTの発表8
 学生による発表および質疑_2~3名
第11回 PPTの発表9
 学生による発表および質疑_2~3名
第12回 PPTの発表10
 学生による発表および質疑_2~3名
第13回 PPTの発表11
 学生による発表および質疑_2~3名
第14回 PPTの発表12
 学生による発表および質疑_2~3名
第15回 PPTの発表13
 学生による発表および質疑_2~3名

(授業の方法)
第1回~第15回: 受講生による発表
全ての回において、発表者以外は質疑をすること。
学術雑誌の論文や過去の卒業論文を理解し、内容を共有するためにPPTによる発表を行うものとします。
発表を進めていく中で、疑問が解消されない場合は、議論を深めます。
廃棄物処理場等の現場見学に行く場合もあるため、上記の計画は目安となります。
テキスト・参考書
授業時間外の学修

(事前学修)
・卒業論文のテーマに関連した論文の理解を進めてください。
・卒業論文で扱う手法の習得を進めてください。
・卒業論文の執筆を進めてください。

(事後学修)
・議論で得られた内容を卒業論文に反映させてください。
成績評価の方法と基準

(成績評価の方法)
1) PPTによるプレゼンテーション(10%)
2) 卒業論文の進捗状況(90%)

(成績評価の基準)
1)は、上記の「到達目標1」により行います。
2)は、上記の「到達目標2」により行います。
 
備  考
PPT作成や輪読資料の理解のために事前に研究室に来て学習することも想定されます。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容