教員名 : 堀江 進也
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授業科目名
専門演習2a(卒業研究)
開講年次
4年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-401T
担当教員名
堀江 進也
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の概要)
卒業論文執筆の3段階目のステップである、課題解決のための情報の整理と分析を行います。分析は、①これまでの文献の主張内容を整理して系統だてて定性的に分析する方法、②理論モデルを整えていくつかの仮定のもとで数学的・定量的に分析する方法、③公表データから定量的分析を行う方法、④独自にアンケートを用いて収集したデータを定量的に分析する方法があります。これらのいずれかを用いる技術を身に着けます。 (受講生の到達目標) 到達目標1:設定した課題解決策提示のための、分析枠組みを選択できるようになる。 到達目標2:①②③④のいずれかの方法の実施案を立てられるようになる。 到達目標3:①②③④のいずれかの方法の実施案を説明できるようになる。 【授業の概要】
本コースでは、受講生は各自が選択した分析手法や、分析内容を他の受講生に対してプレゼンテーションを通じて説明します。プレゼンテーションを聴く受講生は、それに対して批判的に意見を述べます。分析手法の選択においても、分析においても、過去の文献の批判的検討が必要になります。プレゼンテーションの後は、教員と他の受講生から得た批判的なコメントを参考にして次回のプレゼンテーションの準備を行います。この作業を学期を通じて繰り返します。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:分析方法の選択(1)震災後の居住地移転問題を題材にした例 第2回:分析方法の選択(2)学生による発表(第1グループ1回目) 第3回:分析方法の選択(3)学生による発表(第2グループ1回目) 第4回:分析方法の選択(4)学生による発表(第3グループ1回目) 第5回:分析方法の選択(5)学生による発表(第1グループ2回目) 第6回:分析方法の選択(6)学生による発表(第2グループ2回目) 第7回:分析方法の選択(7)学生による発表(第3グループ2回目) 第8回:分析方法の選択(8)学生による発表(第1グループ3回目) 第9回:分析方法の選択(9)学生による発表(第2グループ3回目) 第10回:分析方法の選択(10)学生による発表(第3グループ3回目) 第11回:分析の実施(1)学生による発表(第1グループ4回目) 第12回:分析の実施(2)学生による発表(第2グループ4回目) 第13回:分析の実施(3)学生による発表(第3グループ4回目) 第14回:分析の実施(4)学生による発表(第1+2グループ5回目)まとめ 第15回:分析の実施(5)学生による発表(第2+3グループ5回目)まとめ (授業の方法) 授業は、教員が例を見せたのちに、第1から第3までの各グループに分けられた学生それぞれによるプレゼンテーションが続くという形式をとります。 テキスト・参考書
星野・田中(2016). 『Rによる実証分析-回帰分析から因果分析へ』, オーム社.
授業時間外の学修
事前学修:自身のプレゼンテーションの準備(週あたり1時間)
事後学修:自身以外の学生のプレゼンテーションに関する資料の検討(週あたり1時間) 成績評価の方法と基準
自身のプレゼンテーションの準備度合:40%
自身のプレゼンテーションの内容を、他の学生に分かりやすく説明すること:30% 他の学生のプレゼンテーションに対する、批判的な検討と意見の表明:30% (受講生の到達目標) 到達目標1:自身の選択肢た分析方法を、他の学生に具体的に説明できる。 到達目標2:自身が分析の進捗を、他の学生に明確に説明できる。 到達目標3:他の学生のプレゼンテーションについて、課題の抽出の観点と過去の文献との関係の観点の2点について、批判的に意見を述べる。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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