教員名 : 河野 洋
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授業科目名
専門演習1b
開講年次
3年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-302S
担当教員名
河野 洋
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
マクロ経済学
ミクロ経済学 次に履修が望まれる科目
金融論
財政学 【授業の目的と到達目標】
<授業の目的>この演習の目的は、金融関係のテキストを輪読することにより、0金利政策の意味、外国為替の仕組みと為替レートの決定、投資の決定要因、そして現実の投資手法について知識を習得して、現実経済の金融の動きに関して議論できるようになることです。また担当レポーターとしての十分なレジュメ作成能力、スピーチ能力、質疑応答能力を身に着けることができるようになることです。さらに最近盛んに議論されている仮想通貨や金融でのAIの導入に関する動きについても理解できるようになることです。
<受講生の到達目標> 到達目標1:テキストの担当箇所の内容を十分に理解してレジュメにまとめることができる。 到達目標2:レポーターとして担当箇所の内容をパワーポイント等を用いて報告し、質問に答えることができる。 到達目標3:担当箇所の内容を視覚的に分かり易い表現で示すことができる。 到達目標4:金融に限らず現実の色々な経済活動についても、知識を習得することができる。 【授業の概要】
テキストを輪読してレジュメの作成や報告を行い、また質疑応答も行う。単に調べた内容を受け入れるだけでなく、批判的な視点でも議論できるようにする。また、現実の社会・経済に関する最新のニュースを紹介して互いに知見を深めるようにする。
【授業計画と授業の方法】
<授業計画>
第1回:始めに ゼミの進め方等 第2回:0金利・マイナス金利政策とは何か 第3回:量的金融緩和政策 第4回:外国為替とは何か 第5回:為替レートの変動要因 第6回:為替レートと経済との関連性 第7回:投資とは何か、なぜ投資をするのか 第8回:投資での収益と予想 第9回:投資でのリスク分散の仕組み 第10回:現実の投資手法について 第11回:新しい金融:概論 第12回:デリバティブの仕組み 第13回:証券化の功罪 第14回:金融危機の原因と影響について 第15回:仮想通貨やフィンテックの未来 <授業の方法> 第1回目は教員が基本事項と演習の進め方について説明します。授業では毎回テキストを輪読しながら、レポーターが中心となってレジュメに基づいて報告や質疑応答を行うことで、知識と理解を深めていきます。教員から各種の提言や補足的説明がなされると同時に、幾らかの宿題が出されます。 テキスト・参考書
田渕直也 著 『金融の基本』 日本実業出版社
授業時間外の学修
<事前学習>
テキストの担当箇所を熟読してください。レポーターは解らない文言等については、確実に調べてください。 <事後学習> 授業で学んだことについてテキストを再読してください。指定された宿題について、十分な理解の上でレジュメを提出してください。 成績評価の方法と基準
<成績評価の方法>
確実なレジュメ作成(40%) わかりやすい報告(30%) 積極的な質疑応答(30%) <成績評価基準> 到達目標1:レポーターとしてわかりやすく見やすいレジュメを作成できる。 到達目標2:金融関係の基礎用語について説明できる。 到達目標3:質疑応答において丁寧かつ明確な回答ができる。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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