教員名 : 南郷 毅
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授業科目名
統計学1
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-104L/G-NS-102L
担当教員名
南郷 毅
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
統計学2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、大学における学習で必要となる統計学の基本を身につけることです。 この授業では、記述統計と確率をテーマにします。記述統計とは、多数のデータをもとに調査対象の全体像を把握する知識の体系です。記述統計を学ぶことにより、調査対象の特徴を調べるためのデータの表現方法、値の計算方法などが理解でき、調査対象について様々な側面から分析できるようになります。また、意味を理解した上で、表計算ソフトや統計ソフトを使えるようになります。 (受講生の到達目標) 到達目標1:社会で活用されているデータを知り、統計学を学ぶ意義を説明できる。 到達目標2:記述統計の考え方や基本的な手法を利用し、データを読み、データを説明し、適切に扱うことができる。 到達目標3:平易な例について、実際に手を動かして計算できる。 到達目標4:基本的な確率の計算ができる。 【授業の概要】
数学記号の取り扱い方法からはじめて、記述統計として、ヒストグラム、箱ひげ図、散布図といったデータの表現方法、平均、分散、標準偏差、相関係数などの値について学びます。推測統計の準備として、確率を学びます。
授業中に簡単な問題を解く時間を設定し、学生が自分自身で理解状況を確認できるようにします。 毎回の授業に対して、学習内容を深めることを目的とした演習課題を付与します。この演習課題に取り組めば、目標は十分に達成できます。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 授業の進め方、社会で活用されているデータ、数学記号の復習(講義) 第2回 平均、5数要約(講義) 第3回 箱ひげ図、分散(講義) 第4回 データの標準化、偏差値(講義) 第5回 度数分布表とヒストグラムの作成(講義) 第6回 回帰関係の計算(講義) 第7回 決定係数と相関係数(講義) 第8回 散布図の書き方と相関係数(講義) 第9回 中間のまとめ演習(演習) 第10回 集合、順列(講義) 第11回 組合せ(講義) 第12回 標本点と確率(講義) 第13回 確率の加法定理、条件付き確率、確率の乗法定理(講義) 第14回 確率の乗法定理、ベイズの定理(講義) 第15回 学習事項のまとめ(演習) (授業の方法) ■講義 ・学習事項を板書しながら解説する形式で実施します。 ・授業中に簡単な問題を解く時間を設定し、その時間の学習内容について、到達目標の達成状況を確認できるようにします。 ・学習内容を深めることを目的とした演習課題を付与します。演習課題では、手計算だけではなく表計算ソフトも利用します。 ■演習 ・学生が問題演習に取り組む形で実施します。これまでの学習について、到達目標の達成状況を確認できるようにします。 テキスト・参考書
(テキスト)
宮川公男、『基本統計学(第5版)』、有斐閣、2022年 テキストで取り扱われていない内容については、資料を配布します。 (参考書) 宮川公男、『統計学でリスクと向き合う[新版]』、東洋経済新報社、2008年 授業時間外の学修
(事前学修)
授業内容について、指定教科書の該当部分に目を通しておく。 (事後学修) 配布された演習課題に取り組む。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
期末試験(40%) レポート(60%) (成績評価の基準) 到達目標1:社会におけるデータの活用事例をあげて、統計学を学ぶ意義を記述できている。 到達目標2:データを取り扱う問題で、記述統計の基本的な手法を用い数学的にも正しく論述できている。 到達目標3:演習課題を実施している。具体的な計算ができるかを問う問題で、正しく計算できている。 到達目標4:基本的な確率の計算能力を問う問題で、正しく計算できている。 備 考
・必ずノートを準備してください。
・手計算と表計算ソフトの両方で問題を解くことで理解が深まります。 担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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