教員名 : 川口 俊宏
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授業科目名
基礎演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-101S
担当教員名
川口 俊宏
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
高校までと大学生としての生活や学び方の差に慣れる。これからの学習において必要になる基礎的な力(調べる・読んで理解する・要点を人に伝える・聴いて質問する・文書として整理する)を身に付ける。学生生活全般について共に考える。 (受講生の到達目標) 適宜必要な文献を探して調べることができ、初めて聴く人にも理解できる発表資料を作成することができ、発表を行うことができる。 他者の発表に対して、穏当な言動を用いて議論し意見交換することができる。 提出物として必要な書式を守り、レポートを作成することができる。 【授業の概要】
高校までと大学以降の学び方の違いや受け身ではなく自らテーマを選ぶ能動的な学びに慣れ、要点を過不足無くまとめてわかりやすく伝える技術・人の話を聴いて質問し意見交換する習慣を身に付けます。
前半は、「大学生が身につけるべき素養」を解説しているテキストから、受講生それぞれが興味のある章を選び、その内容を他の人に伝える練習を行います。後半は、各自が「不思議に感じている疑問や現象」を図書館などで調べて、発表します。発表者以外は、聴きながらノートを取り理解につとめ、質問をします。15回を通して、受講生同士の意見交換や議論の時間を取り、他学生の考えがどういった分布なのかが観える形式で進めます。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 オリエンテーション 授業の進め方と内容の説明、自己紹介(伝える練習、質問する練習) 第 2回 (教科書の)プロローグ、発表資料作成の注意 次回以降の報告担当者決め、プレゼンテーション例紹介 第 3回 「大学生が身に付けるべき素養」の発表(1): 1-2章 未来の日本と世界 自立した生活に必要な事柄 第 4回 「大学生が身に付けるべき素養」の発表(2): 3-4章 将来設計 社会で活躍できる人材への成長 第 5回 「大学生が身に付けるべき素養」の発表(3): 5-6章 高校と大学の違い 先輩達からのメッセージ 第 6回 「大学生が身に付けるべき素養」の発表(4): 7-8章 学生生活 授業のノートの取り方、サークル活動 第 7回 「大学生が身に付けるべき素養」の発表(5): 9-10章 社会人基礎力 成長する学生生活の送り方、資格/検定 第 8回 「大学生が身に付けるべき素養」の発表(6): 11章 就職活動 就職活動と準備、後半部の説明 第 9回 発表テーマ、図書館の活用 発表テーマの議論・決定、調査にあたって気をつけること、発表資料の作成法、図書館での資料収集実習 第10回 発表資料の添削 発表予定資料の添削・修正、追加調査 第11回 発表会(1) 発表と発表内容に関する質疑応答、および発表資料/方法への助言 第12回 発表会(2) 発表と発表内容に関する質疑応答、および発表資料/方法への助言 第13回 発表会(3) 発表と発表内容に関する質疑応答、および発表資料/方法への助言 第14回 発表会(4) 発表と発表内容に関する質疑応答、および発表資料/方法への助言 第15回 全発表を終えての発表スキルに関する意見交換、期末レポート グループディスカッション(聴きやすかった発表、なぜわかりやすかったか)、レポートの書き方説明 (授業の方法) 前半(第2-8回)は、「大学生が身につけるべき素養」を解説しているテキストから、受講生それぞれが興味のある章を選び、その内容を他の人に伝える練習を行います。他者の発表に対しては、必ず意見/感想/助言を発言して下さい。後半(第9-15回)は、各自が「不思議に感じている疑問や現象」を図書館などで調べて、発表します。発表者以外は、聴きながらノートを取り理解につとめ、質問をします。15回を通して、受講生同士の意見交換や議論の時間を取り、他学生の考えがどういった分布なのかが観える形式で進めます。 テキスト・参考書
『大学1,2年生の間にやっておきたいこと 学就BOOK 改訂第4版』(日経HR編集部)
授業時間外の学修
(事前学修)
教科書や以下の参考書群の該当箇所を読むことにより予習を行ってください。 『大学生 学びのハンドブック』(世界思想社)、『10代にしておきたい17のこと』(だいわ文庫)、『20歳のときに知っておきたかったこと』(CCCメディアハウス)、『大学生からはじめる社会人基礎力トレーニング』(丸善出版) (事後学修) この授業で学んだことを、他の講義で実践してみてください。大学での学修では、常にこの授業で学んだ「大学での学び方」を意識して取り組んでください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
調査・発表技術の習熟度(30%)、 他の人の発表時の発言頻度(=演習への参加度、50%)、 レポート内容(20%) (成績評価の基準) 到達目標の欄で挙げられている項目が達成できている: 適宜必要な文献を探して調べることができ、初めて聴く人にも理解できる発表資料を作成することができ、発表を行うことができている。 他者の発表に対して、穏当な言動を用いて議論し意見交換することができている。 提出物として必要な書式を守り、レポートを作成することができている。 備 考
初めて聞く人にも伝わるかどうか、自分の発表資料をよく確認してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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