シラバス情報

授業科目名
基礎演習1
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2単位
科目ナンバリング
E-CS-101S
担当教員名
神﨑 稔章
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
なし
次に履修が望まれる科目
なし
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
 本科目の目的は、大学での学習に必要とされるスタディスキルズを身につけることを目標とする。また、テキストや資料等を通じて経済社会への関心を高めることができることも目標とする。


(受講生の到達目標)
到達目標1:大学図書館やインターネットを利用し、調査を行い、整理することができる。
到達目標2:発表や質疑応答を通じて、他者の意見を聞き、自らの意見を伝えることができる。
到達目標3:テキストや書籍を題材に、自らの見解を反映し、レポートを作成することができる。
【授業の概要】
 他者の前での発表や議論、レポート作成や、情報収集等、大学生にとって必要な学習技術を学ぶ。また、経済学の書籍を読み、経済学の基本的な考え方を説明できるようにする。また、発表資料の作成や発表、質疑応答などを行い、自らの意見を述べられるようにする。
【授業計画と授業の方法】
第1回  オリエンテーション(講義)
      授業の進め方
第2回  第1章:スタディ・スキルズとは(講義)
     「自己と他者を知る」、「生徒」から「学生」へ
第3回  第2章:ノートテイキング(講義)
       なぜノートをとるのか、講義ノートをとる
第4回  第5章:大学図書館における情報収集(講義)
       調査・閲覧・貸出し・各種サービス・資料種類と分類 
第5回  第5章:大学図書館における情報収集(演習)
       尾道市立大学図書館の利用と方法
第6回  インターネットによる情報収集(講義、演習)
    蔵書検索と文献調査の実践、尾道市立大学キャンパスをネット収集
第7回  第6・7章: リーディングの基本スキルと要約(講義)
      テキストの読み方、要約、書くための感想や意見
第8回  第8・9章: アカデミック・ライティングのスキル(講義)
      レポート作成の手順、論文作法、効果的な表現方法
第9回  第10章:パソコンによるライディングスキル(講義)
      ワープロの基本スキル、Excelのグラフ利用、印刷、データバックアップ
第10回 第8章〜第10章:ライディングスキル(演習)
      レポート作成から提出まで(Aグループ)
第11回 第8章〜第10章:ライディングスキル(演習)
      レポート作成から提出まで(Bグループ) 
第12回 第11、12章:プレゼンテーションのスキル(講義)
      種類と特徴、ツール、スライドを作る
第13回 第11章、12章:プレゼンテーションのスキル(演習)
      口頭発表1
第14回 第11章、12章:プレゼンテーションのスキル(演習)
      口頭発表2
第15回 第11章、12章:プレゼンテーションのスキル(演習)
      口頭発表3

(授業の方法)
 指定したテキストの内容を教員が講義する。その後学生が適宜実践する形式の授業となる。第5回の授業では、本学図書館で利用方法を学んだうえで書籍を1人1冊借りてもらう。その後、第10回と11回の授業で大学で借りた書籍に関するレポートを全受講生に提出してもらう。第12回の授業では、プレゼンテーションの方法を学んだ後、第13回から15回までの授業において、社会経済を材料とする参考書を用いて1人につき20分程度の発表を行ってもらう。発表者以外の参加者は、発表者に質問を行ってもらう。尚、第6回、第9回、第13回から第15回までの授業では、PCを使いながら授業を行う。
テキスト・参考書
(テキスト)
 学習技術研究会『知へのステップ 第5版−大学生からのスタディ・スキルズ』くろしお出版、2019年.

(参考書)
 中谷 武 (著)中村 保 (著)『1からの経済学』碩学舎、2010年.
授業時間外の学修
(事前学修)
 テキストの該当箇所を事前に読んで予習を行ってください。
 第10-11回のレポートと第13〜15回のプレゼンテーション用資料は、事前に準備してください。

(事後学修)
 授業で学んだことを、他の講義で実践してみてください。大学での学修の際、本授業で学んだアカデミック・スキルズを利用してください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法) 
 レポート(40%)、プレゼンテーション(40%)、授業中の発言や質問など、授業への参加態度(20%)から評価する

(成績の基準)
到達目標1: 正しい形式で分かりやすいレポートが作成できる。
到達目標2: 自分の言葉で分かりやすい発表が出来る。
到達目標3: 議論や質問において、相手の意見を正しく理解した上で、自分の意見を発言できる。
備  考
第6回、第9回、第13回から第15回までの授業では、実際にPCを使った演習になります。PCを持参してください。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容