教員名 : 藤井 佐美
|
授業科目名
文化財学
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-HU-131L
担当教員名
藤井 佐美
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
文化財の種々相を学び、歴史的役割と現状を把握し広く社会に活用していくこと、また次世代にその意義を伝えていくための力をつけることを目指す。 (受講生の到達目標) 到達目標1:文化財の最新情報を理解した上で、継続的に実施されてきた調査や取り組み等の歴史について説明することができる。 到達目標2:後世に向けての保護と活用の意義について具体的に論じることができる。 到達目標3:協働的な学びの場においても積極的に参加し、多様な取り組みについても具体的に説明することができる。 【授業の概要】
文化財は伝統的建造物群、文化的景観、現実に人の生活や生業が行われている地域も含められ、その対象は広範囲におよぶ。授業では、文化財の現状や社会とのかかわりについて学び、フィールドワーク(実地踏査)を通じて地域の事例とともに文化財とは何かを学ぶ。
【授業計画と授業の方法】
(授業の計画)
第 1回 講義:文化財学入門 (浅利 オンライン) 第 2回 講義:文化財保護の歴史 (浅利 オンライン) 第 3回 講義:文化財の保存 (浅利 オンライン) 第 4回 講義:文化財の活用 (浅利 オンライン) 第 5回 講義:日本における世界遺産 (浅利 オンライン) 第 6回 講義:文化財を活かしたまちづくり (浅利 オンライン) 第 7回 講義:文化財をとりまく諸問題 (浅利 オンライン) 第 8回 講義:尾道市の文化財 1 (西井) 第 9回 講義:尾道市の文化財 2 (西井) 第10回 講義:尾道の絵画Ⅰ 中世〜近世 (宇根元) 第11回 フィールドワーク:文化財関連施設を巡る (宇根元) 第12回 フィールドワーク:尾道旧市街地探訪 日本遺産のまち尾道を歩く (西井) 第13回 講義:尾道の絵画Ⅱ 近代〜現代 (宇根元) 第14回 講義:尾道の絵画Ⅲ (宇根元) 第15回 講義:尾道市の日本遺産 (西井) (授業の方法) 第1回〜第7回は文化財法における変更点を含め最新情報の解説に適したオンライン形態で実施する。 ※オンラインの講義はポータルサイトとteamsのほかにZoomが使用される場合もあるため、必ず事前の授業連絡を確認した上で対応すること。 第8回〜第10回は対面型授業、第11回〜第12回はフィールドワーク、第13回〜第15回は対面型授業を実施する。 ※フィールドワーク(授業2回分)の詳細は担当講師(宇根元・西井)の日程調整がおこなわれ次第、11月中に周知する。 例年11月下旬〜12月下旬までの土曜日(午後〜)1日で実施されているが、実施日は補講日でない場合もあるため注意すること。なお、フィールドワークが社会情勢等の理由により実施できない場合や、適切な申請書類が提出された場合の欠席については代替授業で対応する。 (フィールドワークの内容) 第11回授業内容 尾道旧市街地にあるおのみち歴史博物館、爽籟軒庭園など尾道市重要文化財を観覧し、文化財の活用について現地研修する。 第12回授業内容 日本遺産箱庭的都市尾道の対象エリアである尾道旧市街地を歩き、町の移り変わりや様々な文化財をみて、現在の課題などを把握する。 オムニバスの責任者(学内連絡係):藤井 テキスト・参考書
資料を配付する。
授業時間外の学修
(事前学習)
各回のテーマに関するリサーチを、担当講師の指示に基づく適切な方法で進めておくこと。 (事後学習) 各回の課題に取り組み、次回の授業テーマと関連づけられるよう指定期日までに提出すること。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
毎回の課題提出内容の積み重ね(80%)と、授業連絡への回答を含む受講姿勢(20%)により総合評価をおこなう。 (成績評価の基準) 到達目標1:文化財の基礎知識をふまえ、各回の授業内容を正しく理解し文章化している。 到達目標2:文化財の保護と活用の意義について、自分の考えを適切に伝えることができている。 到達目標3:実地踏査の意義を理解し、社会的な取り組みについても具体的に説明することができている。 備 考
学外講師3名(浅利尚民 宇根元了 西井亨)によるオムニバス授業である。
授業に関する連絡事項は対面・オンラインにかかわらず、ポータルサイトとteamsの両方のツールを活用し連絡係(藤井)より配信する。 担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
学外での実習、フィールドワーク等を伴う授業
|