教員名 : 八木 力俊
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授業科目名
キャリア形成入門
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2単位
科目ナンバリング
G-LC-111L
担当教員名
八木 力俊
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
キャリア形成演習
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業の目的は、キャリアの考え方を理解することです。そして、自己分析と自己理解を通じて自らのキャリアを見つめ将来像を描きます。また、そのための基盤となる、以下のような「基礎的・汎用的能力」を身につけることです。 (受講生の到達目標) 到達目標1.本学から広がる将来への可能性や学生生活について説明することができる。 到達目標2.学問的・専門的知識を活かした将来を見据えて計画を立てることができる。 到達目標3.課題を見つけ将来に向けて学生生活を主体的、行動的に過ごすことができる。 【授業の概要】
本学から広がる将来展望に必要な考え方や学生生活について学びます。将来を見据えた計画を立て、必要とされる基礎的・汎用的能力や、人とのかかわり方(ヒューマンスキル)を演習から習得します。その為、講義中は、自己分析を行ったり、講師に指示に従った演習を行います。クラスのメンバー間で意見交換を行い、対話から他者との交流や関わり方を学習し、自己分析や自己理解を行ってください。
なお、受講人数や状況により、自己分析や演習内容等が変わる場合があります。 【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:キャリア形成入門とは〜講義の進め方、評価など(講義) (事前学修)「キャリア」についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第2回:キャリアデザインの時代を生きる〜人生全体のキャリアについて(講義、演習) (事前学修)「終身雇用」、「年功序列」、「人生100年時代」の意味についてインターネットや書籍で調べ、 文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第3回:大学生のゴールとは〜大学を終えた後の自分について考える(講義、演習) (事前学修)事前課題の「履歴書」を作成してくること(約50分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第4回:大学生の生活とは〜大学生活に求められることを考える(講義、演習) (事前学修)「大学生の社会的立場」についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第5回:学生生活と学びの特質①〜人との対話や関わりについて(講義、演習) (事前学修)「対人関係地図」を事前に作成してくること(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第6回:大学生活と学びの特質②〜対人関係について(講義、演習) (事前学修)「社会的スキル」についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第7回:経験と学びについて①〜事例による理解(講義、演習) (事前学修)「経験してきたこと」を他者に説明できるよう文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第8回:経験と学びについて②〜演習による理解(講義、演習) (事前学修)「経験を見える化する」のシートを作成しておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第9回:情報の質と収集方法①〜メディア別の情報の特徴とそれを活かす方法について(講義) (事前学修)「メディアの特徴」についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第10回:情報の質と収集方法②〜メディアによる情報収集について(講義) (事前学修)「課題映像」を視聴して、文章にまとめておくこと(約60分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第11回:資格を活かす生き方〜資格取得について(講義、演習) (事前学修)学生時代に取得したい資格についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第12回:ICT社会のキャリア形成〜コンピュータ技術を用いた生活を考える(講義) (事前学修)「ICT」等の意味についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第13回:ワークスタイルからみる働き方〜自らに合った働き方について考える(講義) (事前学修)「ワークスタイル」の意味についてインターネットや書籍で調べ、文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第14回:「計画された偶然」を引き寄せる〜機会を前向きに捉える学習方法を学ぶ(講義) (事前学修)「偶然によって決まったこと」について他者に説明できるよう文章にしておくこと(約30分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) 第15回:ライフプラン、キャリアプランの作成(講義、演習) (事前学修)「プランシート」を作成してくること(約60分) (事後学修)リフレクションシートへ講義の学びをまとめておくこと(約30分) ※ 授業内容は、受講人数や状況に応じて変更することがあります。 (授業の方法) 講義は、テキストの内容について教員が講義し、その後、受講生が実践する形で授業を進めます。基本的には教員と 学生や学生同士がインタラクティブ(双方向)で対話をしながら進めていきます。 演習は、毎回テキストの指示に従って、クラスメイト同士で問題を解決するワークを行います。 また、質問シートを使った自己分析やキャリアデザインを描くシートなども作成します。 テキスト・参考書
必要に応じて、レジュメを配布します。
授業時間外の学修
上記シラバスの各回の説明を参考に、事前、事後の学修を行ってください。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
中間レポート(20%) 最終試験(60%) 授業中の発言や質問、参加態度(20%) (成績評価の基準) 1.正しい形式で分かりやすいレポートが作成できる 2.自己分析を行い、自己理解をした上で、自分の言葉で自己PR等の表現や発表ができる 3.授業中に学んだキャリアの定義や理論を用いて、キャリアビジョンを描くことができる 備 考
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
キャリアコンサルタント資格を持つ教員による実践的な授業
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