シラバス情報

授業科目名
油画研究A1
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度前期、2023年度後期
単位数
8.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
西村 有未、橋野 仁史
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的) 
これまでの制作全般を客観的に振り返り、改めて研究テーマの方向性を確認した上で、各自の研究制作で必要となるより高度な能力を身につける。また、それらを絵画表現に活かし、制作工程の中に取り入れられるようになる事を目的とする。

(受講生の到達目標)
到達目標1;素材の特性を熟知し、制作に結びつけることができる
到達目標2;主体的に制作を展開し、作品として具現化することができる
到達目標3;課題を解決するために、自ら問題を分析することができる
【授業の概要】
早い段階で教員との面談を通してこれまでの制作を振り返り、現時点での課題を明確にする。
作品のテーマ、造形要素、支持体構造、描画材料など絵画表現に対してより広い視野を持ち、主体的に研究制作を行う。
実習期間中は定期的に面談やグループディスカッションを行い、表現方法や方向性を見直しながら研究制作を進めていく。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回 ガイダンス「講義」
第2回:制作準備、ポートフォリオ作成「実習」
第3回 研究計画の作成、面談「演習」
第4回 制作 技法・材料研究(基底材)「演習」
第5回 制作 技法・材料研究(地塗り)「演習」
第6回 制作 技法・材料研究(描画材料)」「演習」
第7回 制作 基底材・描画材の検討、グループディスカッション「実習」 「演習」
第8回 制作 基底材作成・地塗り「実習」
第9回 制作 表現研究(マチエール)「実習」
第10回 制作 表現研究(明暗)「実習」
第11回 制作 表現研究(色彩)、グループディスカッション「実習」「演習」
第12回 制作 表現研究(空間)「実習」
第13回 制作 表現研究(説明と省略)「実習」

第14回 制作 表現研究(具象と抽象)、プレゼンテーション資料作成「実習」「演習」
第15回 作品プレゼンテーション、講評「演習」「発表」
第16回 制作 研究計画の見直し、面談 「実習」 「演習」
第17回 制作 基底材の準備「実習」
第18回 制作 基底材の作成、地塗りの工夫「実習」
第19回 制作 技法・材料の選択「実習」
第20回 制作 進級制作展を含めた制作プランニング「実習」
第21回 制作 作品テーマの設定、グループディスカッション「実習」 「演習」
第22回 制作 ドローイング「実習」
第23回 制作 絵画制作開始「実習」
第24回 制作 下塗り「実習」
第25回 制作 構図・構成の工夫「実習」
第26回 制作 色彩表現の工夫、グループディスカッション「実習」「演習」
第27回 制作 空間表現の工夫、進級制作展プラン作成「実習」「演習」
第28回 制作 マチエールの工夫、面談/今後の制作方針について「実習」「演習」
第29回 制作 作品の完成度を高めるための工夫「実習」
第30回 講評(1年間の制作を振り返り意見交換)「発表」

(授業方法)
初回の授業でガイダンスを行った後は、個別指導を中心に研究制作を進めます。また、学年を交えた作品プレゼンテーション、
ディスカッションなどの機会を設けて意見交換を行います。
実習期間中には、ゲストスピーカー(外部講師)によるレクチャー、ワークショップなどを予定しています。
講師、日時、内容などの詳細はteamsやメールでお知らせします。
テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
ありません。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
実習への取り組み・意欲(60%)、作品(40%)により総合的に評価する。 
(成績評価の基準)
到達目標1;技法・材料研究などを通じて素材の特性を熟知し、制作に結びつけることができている
到達目標2;主体的に制作を展開し、作品として具現化することができている
到達目標3;課題を解決するために、面談やグループディスカッションを通じて自らの問題を分析することができている
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容