シラバス情報

授業科目名
デザイン総合演習
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度前期、2023年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
世永 逸彦
担当形態
【科目の位置付け】
【科目の位置付け】
教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
この授業の基礎となる科目
デザイン研究I
次に履修が望まれる科目
デザイン研究II
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
様々なデザイン領域のゲストスピーカーと教員とのディスカッションにより、高水準のスキルを共有し、デザイン形成のための自身の方法論を獲得することができる。 

(受講生の到達目標)
・到達目標1;各研究分野のより高度なスキルを習得し、また、それらを熟知し、制作に結びつけることができる。
・到達目標2;課題を解決するために、自ら問題を分析することができる。
・到達目標3;主体的に制作を展開し、作品として具現化することができる。  
【授業の概要】
3つのステージで構成される。1つ目は日本古来の「見立て」と「写し」の概念を応用してグラフィックデザインの制作を行う『グラフィックデザイン演習』、2つ目は同様の概念を利用して新しい媒体へ展開する『メディア演習、ミクスドメディア演習』、3つ目はデジタル化に伴う昨今の手作業不足を補う意味で、自分の考えをデザインし、形とする『手製本演習』である。新旧メディアを織り交ぜながらデザイン制作を追求する。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)

第1回:<ステージ1・メディア概念>日本の「写し」と「見立て」の考え方「講義」「演習」
第2回:「主観的表現」と「客観的表現」「講義」「演習」
第3回:マーク・ロゴタイプへの展開やグリッドデザインの役割「講義」「演習」
第4回:作品制作 試作「講義」「演習」
第5回:作品制作 制作・講評「発表」
第6回:<ステージ2・先端メディア>近年のメディア表現についての概況「講義」「演習」
第7回:映像を使った基礎演習、デモンストレーション「講義」「演習」
第8回:自己の技術と新技術との融合についての考察「講義」「演習」
第9回:2つの技術を融合した作品制作「講義」「演習」  
第10回:作品展示発表と講評「発表」
第11回:<ステージ3・古典メディア>紙の寸法の測り方、カッターナイフの使い方、糊と刷毛の扱いを学ぶ「講義」「演習」  
第12回:折帖を作る「講義」「演習」  
第13回:中綴じのノートを作る「講義」「演習」  
第14回:ハードカバーの本を作る「講義」「演習」  
第15回:制作・講評、作例紹介「発表」 

(授業の方法)
演習を加えた、ディスカッション形式のミーティング
テキスト・参考書
使用しない
授業時間外の学修
(事前学修) 適宜紹介する。 
(事後学修) 適宜紹介する。 
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
演習課題のためのサムネール制作など授業への準備とそのまとめ(50%)、課題演習(50%) 

(受講生の到達目標)
・到達目標1;各研究分野のより高度なスキルを習得し、また、それらを熟知し、制作に結びつけることができる。
・到達目標2;授業への準備とそのまとめにおいて、課題を解決するために、自ら問題を分析することができる。課題を解決するために、自ら問題を分析することができる。
・到達目標3;演習課題において、主体的に制作を展開し、作品として具現化することができる。  
備  考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容