シラバス情報

授業科目名
研究演習2(経営学)
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
西村 剛
担当形態
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
経営学特論、経営学総論、経営組織論、経営管理論
次に履修が望まれる科目
経営組織論特論、マーケティング特論
【授業の目的と到達目標】
授業の目的
「経営学の方法と歴史」のテーマに沿って、経営学のより専門的な問題に取り組んでいくことが目的である。そのためには学説史的研究を手がかりとして究明していく。

受講生の到達目標
経営学という学問を研究するために「研究演習Ⅰ」での必要な基本的知識を礎とし、さらに修士論文に必要な専門的手法を学んでいく。
【授業の概要】
「経営学の方法と歴史」をテーマとする。
 まず経営学の歴史、すなわち経営学説史について考察する。つまり経営学説史(経営学史)についても究明する。経営学史研究の意義、経営学史の存在理由、経営学史の位置づけ、さらには経営学史の学問的性格、研究対象、経営学史研究の方法などについても考究する。
【授業計画と授業の方法】
授業計画
経営学のより専門的な問題に取り組んでいくために「学説史的研究」を学んでいく。

授業の方法
(1)社会科学の中の経営学の位置づけ –経営学と周辺科学①–
(2)社会科学の中の経営学の位置づけ –経営学と周辺科学②–
(3)経営学の学説史研究の意義
(4)経営学の学説史研究の存在理由
(5)経営学の学説史的研究 –日本編:生成期–
(6)経営学の学説史的研究 –日本編:形成期–
(7)経営学の学説史的研究 –日本編:発展期–
(8)経営学の学説史的研究 –ドイツ編:生成期–
(9)経営学の学説史的研究 –ドイツ編:形成期–
(10)経営学の学説史的研究 –ドイツ編:発展期–
(11)経営学の学説史的研究 –アメリカ編:生成期–
(12)経営学の学説史的研究 –アメリカ編:形成期–
(13)経営学の学説史的研究 –アメリカ編:発展期–
(14)経営学の学説史的研究 –それ以外の諸国編–
(15)まとめ
テキスト・参考書
田中照純『経営学の方法と歴史』ミネルヴァ書房、1998年。
古林喜樂『経営学方法論序説』三和書房、1967年。
海道進『経営学説論考』千倉書房、1985年。
吉田和夫『ドイツ経営経済学』森山書店、1982年。
授業時間外の学修
事後学修:講義した内容についてノートを熟読し、さらに講義内で紹介した文献などで知識を深めて欲しい。
成績評価の方法と基準
講義に臨む姿勢、レポート等によって総合的に評価する。
備  考
ドイツ語文献を使用することがあります。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容