教員名 : 市川 彰
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授業科目名
博物館経営論
開講年次
3年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-CL-301L
担当教員名
市川 彰
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
博物館資料論、博物館資料保存論、博物館展示論
次に履修が望まれる科目
博物館実習1
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
博物館及び博物館経営に関して、より広い視野に立って考えられるようになることを目的とします。 (受講生の到達目標) 到達目標1;博物館の経営に関する基礎的な知識を得ることができる。 到達目標2;博物館の経営について、自らの考えを深めることができる。 到達目標3;博物館の経営に関して、自ら問題点や課題を発見し、考察することができる。 【授業の概要】
博物館や美術館はそれぞれに多様な活動を行っています。それらの活動を経営や運営といった視点から考察していきます。ケーススタディを交えながら、博物館経営(ミュージアムマネージメント)に関して自らの考えを深めていってもらいます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 ガイダンス...[講義] 第 2回 博物館経営とは何か 基本的な考え方...[講義] 第 3回 博物館の種類...[講義] 第 4回 博物館の目的と使命、博物館の事業...[講義] 第 5回 国立博物館のあり方 独立行政法人...[講義] 第 6回 公立博物館のあり方 指定管理者制度...[講義] 第 7回 私立博物館のあり方 公益法人制度...[講義] 第 8回 博物館のマーケティング...[講義] 第 9回 博物館の経営評価(1)基本的な考え方...[講義] 第10回 博物館の経営評価(2)自己点検評価と外部評価...[講義、演習] 第11回 ケーススタディ(1)展覧会の予算書(収入の部)を作成する...[講義、演習] 第12回 ケーススタディ(2)展覧会の予算書(支出の部)を作成する...[講義、演習] 第13回 ケーススタディ(3)博物館の基本構想...[講義、演習] 第14回 ケーススタディ(4)博物館の事業の基本方針...[講義、演習] 第15回 ケーススタディ(5) 博物館の事業計画 年間展示計画と学芸員の配置...[講義、演習] (授業の方法) プロジェクターとスクリーンを使用して、テキストと画像を示しながら講義をおこないます。自身にとっての「博物館経営論の教科書」づくり、また、各回の内容に即した課題に取り組んでもらいます。 テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
博物館経営の視点から博物館や博物館のさまざまな活動をリサーチしてみてください。
(事前学修) 前回の講義に自身がどのように取り組んだか、振り返りをおこなってください。 (事後学修) 各回の講義内容に即した課題に取り組んで提出してください。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
講義後に提出する課題を含めた「教科書」づくりの内容(60%)、期末試験(40%) (成績評価の基準) 到達目標1;「教科書」づくりにおいて基礎的な知識を定着することができている。 到達目標2;各回の課題の設問に即して、自らの考えを深めることができている。 到達目標3;各回の課題の設問を展開させ、自ら問題点や課題を発見することができている。 備 考
実際に博物館や美術館を訪れて、講義を通して得られた視点で博物館やその活動を観察してみてくださ い。
担当教員の実務経験の有無
○
実務経験の具体的内容
学芸員として実務経験を持つ教員による授業
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