教員名 : 牧原 竜浩
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授業科目名
美術科教育法1
開講年次
3年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
C-TL-331L
担当教員名
牧原 竜浩
担当形態
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための必修科目
科目区分…教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術) 施行規則に定める科目区分又は事項等…各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む。) この授業の基礎となる科目
教職に関する科目
次に履修が望まれる科目
美術科教育法2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業では、学習指導要領に示された高等学校美術科の目標や内容について学習します。また、具体的な授業場面を想定した授業設計を身につけます。 (受講生の到達目標) 【美術科の目標及び内容】 (到達目標1)学習指導要領における美術科の目標や内容、全体構造を理解する。 (到達目標2)個々の生徒に合わせた学習内容について指導上の留意点を理解する。 (到達目標3)美術科の学習評価について、その考え方と方法を理解する。 (到達目標4)美術科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。 (到達目標5)発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置づけを考察することができる。 【美術科の指導方法と授業設計】 (到達目標1)個々の生徒の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解する。 (到達目標2)美術科の授業内容に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。 (到達目標3)美術科の学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。 (到達目標4)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善することができる。 (到達目標5)美術科における実践研究の動向を知り授業設計の向上に取り組むことができる。 【授業の概要】
第1回から第6回までは、講義を中心に美術教育の課題や可能性について考察します。第7回以降は、題材ごとの授業研究・指導案作成などの実習や演習を行い、実践力を育てます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:オリエンテーション「美術教育の現状と課題」【講義、課題】 第2回:学校教育現場における美術科教員のあり方と教育実習について【講義、課題】 第3回:美術教育の歴史【講義】 第4回:学習指導要領の理解「高等学校学習指導要領」【講義、課題】 第5回:高等学校の美術教科書の研究、情報機器及び教材の効果的な活用法【講義、課題】 第6回:教材配列と年間学習指導計画の作成【講義、課題】 第7回:美術科の学習内容と指導法1.「表現材料・技法」の研究・実習【講義、演習】 第8回:美術科の学習内容と指導法2.「絵画表現の基礎」の研究・実習【講義、演習】 第9回:美術科の学習内容と指導法3.「彫刻表現の基礎」の研究・実習【講義、演習】 第10回:美術科の学習内容と指導法4.「鑑賞」の研究・実習【講義、演習】 第11回:美術科学習指導案作成・題材の目標・題材設定の理由・本時の目標と過程及び評価法【講義、課題】 第12回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「素描」【演習】 第13回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「絵画」【演習】 第14回:美術科学習指導案作成と実際の授業検討「彫刻」【演習】 第15回:ICTを活用した鑑賞教育の実際【講義、課題】 (授業の方法) 各回の内容に合わせて資料を配付します。授業の前半は、資料を適宜使い、内容解説や補足説明しながら講義していきます。後半は、ワークシートや問題を解いたりしながら、学習内容や疑問点などを話し合うことで、学習内容の理解を深めていきます。 テキスト・参考書
(テキスト)必要に応じて、プリントなどを配付する。
(参考書)文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)解説 美術編」、「高等学校の美術教科書」、「指導書」、文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年3月公示)本体」 授業時間外の学修
(事前学修)各授業で指示します。課題の題材を考えたり、アイデアを練っておく必要があります。
(事後学修)既習事項を踏まえて、年間指導計画や学習指導案の作成を進めていきます。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
年間指導計画書(40%)、学習指導案(40%)、発表・討論など授業への取り組み(20%)で評価します。 (成績評価の基準) 【美術科の目標及び内容】 (到達目標1〜4)学習指導案の評価基準とします。 (到達目標5)発表・討論など授業への取り組みの評価基準とします。 【美術科の指導方法と授業設計】 (到達目標1,2)年間指導計画書の評価基準とします。 (到達目標3)学習指導案の評価基準とします。 (到達目標4,5)発表・討論など授業への取り組みの評価基準とします。 備 考
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
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