教員名 : 世永 逸彦
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授業科目名
編集とデザイン
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度前期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
A-RC-224L/G-HU-224L
担当教員名
小畑 拓也、世永 逸彦
担当形態
オムニバス
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
雑誌制作等の制作プロセス(企画立案→サムネール作成→取材→執筆→レイアウト→校正)を理解すること。文字の可読性や視認性、誘目性などを考慮しながら、その他の構成要素(写真・イラストレーション・表・地図など)との関係性を理解し、美しく読みやすい、魅力的なレイアウトとは何かを学ぶこと。また、WEB サイトやSNS といったメディアとの比較も視野に入れて、将来的に様々なメディアに携わる「編集とデザイン」の基礎を獲得することが授業の目的です。
・到達目標1;情報の整理やリサーチすることができ、自分の考えを言語化し書くことができる。 ・到達目標2;多様な芸術表現に触れ感受性を養うことができ、 芸術表現の基礎的なスキルを習得することができる。 ・到達目標3;芸術表現と社会との関わりを理解することができ、知識や情報を得ることができる。 【授業の概要】
文章表現のルール、取材・調査と記事、校正の重要性などの編集必須項目から基礎を学びます。また情報を伝達する雑誌などを例として、デザインの専門家の解説を交じえながら、文章・画像・図などを組み合わせた美しく読みやすい誌面づくりや、効果的なページ構成への理解を深めます。加えて一戦で活躍している、デザイナーなどをゲストスピーカーとして招き、エディトリアルデザインの現状と今後の可能性を探ります。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 オリエンテーション(授業概要について)「講義」 第 2回 小畑:文章表現のルール1(言葉づかいのいろいろ)「講義」 第 3回 小畑:文章表現のルール2(文章の組み立て)「講義」 第 4回 小畑:文章表現のルール3(禁則処理・約物の使い方)「講義」 第 5回 小畑:取材・調査と記事1(取材・調査の手順)「講義」 第 6回 小畑:取材・調査と記事2(編集と注釈)「講義」 第 7回 小畑:取材・調査と記事3(見出しと物語性)「講義」 第 8回 小畑:校正の重要性「講義」 第 9回 世永:雑誌の誌面デザインの解説と魅力の紹介「講義」 第10 回 世永:ブックカバーデザインの解説と魅力の紹介「講義」 第11 回 モリサワ:文字セミナー「講義」 第12 回 フォントワークス(藤田):筑紫フォントについて「講義」 第13 回 非常勤講師(大悟法):自身のブックデザイン解説「講義」 第14 回 非常勤講師(大悟法):書籍・雑誌に見るデザインの流行「講義」 第15 回 ゲストスピーカー(田村):編集を軸にデザインを語る「講義」「ディスカッション」 授業の方法) 小畑担当回については、毎回授業内容を確認・整理して実践するための小レポートを課す。 第11回〜第15回はゲストによる講義、オムニバス授業。 テキスト・参考書
配布資料による
授業時間外の学修
(事前学修)日頃から編集された本・雑誌などに目を通して編集というものへの関心を持つようにする。 小畑:2回目の授業以降、前回の授業で提示されたキーワードの辞書・事典による定義・解説を整理しておくこと。 (事後学修)授業を通じて知り得た内容を実際の生活の中からも見つけ出し確認する。 小畑:授業内容を整理して、毎回の小レポートに取り組むこと。 小畑担当部分の各回の事前・事後学習(講義内容の整理と講義で提示されたキーワードをもとにした情報収集)にはおよそ1時間が必要です。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法) 前半(小畑)授業への取組み意欲・態度(50%)+実技要素を含んだ小レポート(50%) 後半(世永)と期末レポート (成績評価の基準) ・到達目標1;情報の整理やリサーチすることができ、レポートにおいて自分の考えを言語化し書くことができているか。 ・到達目標2;多様な芸術表現に触れ感受性を養うことができ、 芸術表現の基礎的なスキルを習得することができているか。 ・到達目標3;芸術表現と社会との関わりを理解することができ、知識や情報をレポートにおいて自身の言葉でまとめることができているか。 備 考
自分の興味の範疇でよいので編集された雑誌などを研究し、構成や文章表現を学ぶこと。
文字(タイポグラフィ )と図版(写真)との関係もページをめくりながら眺めてみよう。 小畑担当分について、課題提示と提出は大学ポータルサイト、授業時間外の質疑応答はMicrosoft Teams上で行うので、PC等のデバイス・ネットワーク環境を整えておくこと。 担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習
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