教員名 : 小野 環
|
授業科目名
古美術研究(演習)
開講年次
3年
開講年度学期
2023年度前期、2023年度後期
単位数
4.00単位
科目ナンバリング
担当教員名
稲川 豊、橋野 仁史、西村 有未、小野 環
担当形態
複数
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
美学
西洋美術史1・2 テンペラ画技法演習 壁画技法演習 次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
古今東西の多様な美術作品やその背後にある環境に直に触れることで、美術に対する知見を広げ、関心を持った作品、作家などの研究を進めて制作に活かすことを目的としています。 (受講生の到達目標) ・到達目標1;異なる文化圏の多様な芸術表現に触れ感受性を養うことができている。 ・到達目標2;事前学習で得られた海外の美術や文化についてのリサーチや情報を整理しまとめることができている。 ・到達目標3;幅広い鑑賞体験で得た内容を自身の制作につなげて考え、役立てることができる。 【授業の概要】
イタリア、フランスの各都市を巡り、美術館、博物館、教会の美術作品を中心に実地視察、研究を行う。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回「事前ガイダンス」「講義」 第 2回「実地視察(ローマ)/国立近代美術館」「演習」 第 3回「実地視察(ローマ)/ヴァチカン美術館、システィーナ礼拝堂、サン・ピエトロ寺院」「演習」 第 4回「実地視察(フィレンツェ)/リッカルディ宮、メディチ家礼拝堂、サンタクローチェ教会」「演習」 第 5回「実地視察(フィレンツェ)/ウフィツィ美術館、ストロッツィ宮」「演習」 第 6回「実地視察(フィレンツェ)/アカデミア美術館、サン・マルコ教会」「演習」 第 7回「実地視察(フィレンツェ)/マリノマリーニ美術館、ラ・スコーぺラ博物館」「演習」 第 8回「実地視察(パリ)/ルーブル美術館、オランジュリー美術館」「演習」 第 9回「実地視察(パリ)/オルセー美術館、ロダン美術館、マイヨール美術館」「演習」 第10回「実地視察(パリ)/マルモッタン美術館、パリ市立美術館」「演習」 第11回「実地視察(パリ)/ポンピドゥセンター、ピカソ美術館」「演習」 第12回「実地視察(パリ)/ギメ美術館、グラン・パレ、モロー美術館」「演習」 第13回「実地視察(パリ)/自然史博物館、ケ・ブランリー博物館」「演習」 第14回「実地視察(パリ)/ルイ・ヴィトン美術館、ギャラリー」「演習」 第15回「レポート作成」「報告」 (授業の方法) 事前学修では西洋美術史の流れに沿って、訪問予定地にある作品や建築、歴史について学びます。その後実際にイタリア、フランスを巡り、多彩な作品に触れることによって古代から近現代までの西洋美術についての理解を深めます。実地視察終了後、各自が演習で視察した作品などについて考察し、レポートとしてまとめ、提出します。 ※実地視察の実施については、新型コロナウイルス感染状況を踏まえて判断します。 実地視察中止の場合は、代替課題をteams等により配信します。 テキスト・参考書
事前ガイダンスで参照資料を提示します。
授業時間外の学修
事前学修(訪問先の美術館や収蔵作品を調べておく)
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
事前ガイダンスと現地視察への取り組み姿勢(70%)、レポート課題の内容(30%)を評価の基準とする。 (成績評価の基準) ・到達目標1;異なる文化圏の多様な芸術表現に触れ感受性を養うことができている。 ・到達目標2;事前学習で得られた海外の美術や文化についてのリサーチや情報を整理しまとめることができている。 ・到達目標3;幅広い鑑賞体験で得た内容を自身の制作につなげて考え、役立てることができている。 備 考
各課題のオリエンテーションで課題のねらいや条件などの詳しい説明があります。時間に遅れないように必ず出席してください。
担当教員の実務経験の有無
〇
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習、フィールドワーク等を伴う授業
|