シラバス情報

授業科目名
デザイン実習1
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度前期、2023年度後期
単位数
12.00単位
科目ナンバリング
A-SD-221P
担当教員名
桜田 知文、世永 逸彦、黒田 教裕、伊藤 麻子、林 宏、野崎 眞澄
担当形態
複数
【科目の位置付け】
教員の免許状取得のための選択科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目(中学校及び高等学校 美術)
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・デザイン(映像メディア表現を含む)
この授業の基礎となる科目
デッサン基礎実習
構成実習
彫刻
総合基礎実習
次に履修が望まれる科目
デザイン実習2
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
それぞれの専門分野に対する理解を深めながら、作品を制作するための基礎的な知識や技術、素材の特性を知り制作に結びつけることを目的としています。また各課題の講評時には、自身の作品についてのコンセプトやアイデアを人に伝える練習を行います。

(受講生の到達目標)
・到達目標1;各専門分野における素材の特性や基礎的な知識を理解し、制作に活用することができる。
・到達目標2;各専門分野の基礎的な技術を修得し、主体的に制作に活用することができる。
・到達目標3;作品についての制作コンセプトをまとめて発表することができる。
【授業の概要】
前期は選択課題を通してデザインの基礎を修得していきます。
後期からグラフィックデザイン、アドバタイジング、イラストレーション、映像デザイン、造形デザイン、クラフトデザインの6研究室に分かれて課題制作を進めます。それぞれの研究室の基礎課題を通して、新たな表現や技術を修得します。またリサーチを通して、デザインと実社会との基本的な関係性を学んでいきます。  
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第1回:【選択課題制作1】オリエンテーション、課題説明、構想と試作「実習」
第2回:【選択課題制作1】ラフデザイン、リサーチ「実習」
第3回:【選択課題制作1】プロトタイプ制作から完成へ「実習」
第4回:【選択課題制作2】課題説明、構想と試作「実習」
第5回:【選択課題制作2】ラフデザイン、リサーチ「実習」
第6回:【選択課題制作2】プロトタイプ制作から完成へ「実習」
第7回:【選択課題制作3】課題説明、構想と試作「実習」
第8回:【選択課題制作3】ラフデザイン、リサーチ「実習」
第9回:【選択課題制作3】プロトタイプ制作から完成へ「実習」
第10回:【選択課題制作4】課題説明、構想と試作「実習」
第11回:【選択課題制作4】ラフデザイン、リサーチ「実習」
第12回:【選択課題制作4】プロトタイプ制作から完成へ「実習」
第13回:【選択課題制作5】課題説明、構想と試作「実習」
第14回:【選択課題制作5】ラフデザイン、リサーチ「実習」
第15回:【選択課題制作5】プロトタイプ制作から完成へ、プレゼンテーション、前期全体講評「発表」
第16回:【基礎課題制作1】オリエンテーション、課題説明、構想と試作「実習」
第17回:【基礎課題制作1】ラフデザイン「実習」
第18回:【基礎課題制作1】プロタイプ制作から完成へ「実習」
第19回:【基礎課題制作2】課題説明、構想と試作「実習」
第20回:【基礎課題制作2】ラフデザイン、リサーチ、素材の検証「実習」
第21回:【基礎課題制作2】プロトタイプ制作「ディスカッション」
第22回:【基礎課題制作2】プロトタイプ制作から完成へ「実習」
第23回:【基礎課題制作3】課題説明、構想と試作「実習」
第24回:【基礎課題制作3】ラフデザイン、リサーチ「ディスカッション」
第25回:【基礎課題制作3】プロトタイプ制作、フィードバック「ディスカッション」
第26回:【基礎課題制作3】プロトタイプ制作から完成へ「実習」
第27回:【基礎課題制作4】課題説明、構想と試作「実習」
第28回:【基礎課題制作4】ラフデザイン、リサーチ、素材の検証「実習」
第29回:【基礎課題制作4】プロタイプ制作から完成へ「実習」
第30回:【基礎課題制作4】プレゼンテーション、後期全体講評「発表」 

(授業の方法)
前期はそれぞれの研究室から出された課題の中から興味のある課題を選択し、各分野の基礎的な技術を学んでいきます。後期は前期での体験を踏まえて、自分の適性や興味をもとに研究室選択を行い、各研究室から出される応用課題を通してより専門的な知識や技術を学んでいきます。
テキスト・参考書
使用しません。
授業時間外の学修
ありません。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
実習課題への積極的な取り組みと基礎的な技術の修得度(40%)、提出作品の美しさや造形としての完成度(60%) 

(成績評価の基準)
・到達目標1;提出作品において、素材の特性を理解し各専門分野の基礎的な知識をもとに作品が制作できているか。
・到達目標2;提出作品において、各専門分野の基礎的な技術を用いて工夫をこらした制作ができているか。
・到達目標3;提出作品についてのプレゼンテーションにおいて、自信の言葉でわかりやすく説明ができているか。
備  考
各領域の現在社会の動向を調査しておく。
授業の中で参照すべき資料を適宜紹介します。
担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習