デッサン基礎実習

1年

2023年度前期、2023年度後期

4.00単位

A-FS-101P

中村　譲、野崎　眞澄、小野　環

複数

教員の免許状取得のための必修科目
科目区分・・・教科及び教科の指導法に関する科目（中学校及び高等学校　美術）
施行規則に定める科目区分又は事項等・・・絵画（映像メディア表現を含む）

油画実習１
デザイン実習１
日本画実習１

（授業の目標）
各自の志望コースにおける実習につながる基礎力を身につけることを目標とします。

（受講生の到達目標）
・到達目標1；描画・表現技術を修得し、制作に活用することができる。
・到達目標2；自らの表現の問題を分析し課題を発見することができる
・到達目標3；対象や空間を客観的に観察することができる。

表現の基礎となる観察力や造形力を養う。

（授業計画）
第 1回　共通課題「樹木(屋外)/ガイダンス」「講義」「実習」
第 2回　共通課題「樹木(屋外)/視点を探る」「実習」

第 3回　共通課題「樹木(屋外)/構成を考える」「実習」

第 4回　共通課題「樹木(屋外)/形を探る」「実習」

第 5回　共通課題「樹木(屋外)/全体の構造を理解する」「実習」

第 6回　共通課題「樹木(屋外)/動きを捉える」「実習」

第 7回　共通課題「樹木(屋外)/量感を捉える」「実習」
第 8回　共通課題「樹木(屋外)/中間講評」「発表」

第 9回　共通課題「樹木(屋外)/振り返り」「実習」

第10回　共通課題「樹木(屋外)/全体のバランスを見直す」「実習」

第11回　共通課題「樹木(屋外)/スケール感を意識する」「実習」


第12回　共通課題「樹木(屋外)/描写と省略の工夫」「実習」

第13回　共通課題「樹木(屋外)/空間表現の工夫」「実習」

第14回　共通課題「樹木(屋外)/質感表現の工夫」「実習」

第15回　共通課題「樹木(屋外)/講評」「発表」



◆第16回以降は「日本画」「油画」「デザイン」の選択課題
日本画
第16回　「静物制作（日本画）/ガイダンス、構図を考える」「講義」「実習」
第17回　「静物制作（日本画）/空間、質感、物の形を把握する」「実習」

第18回　「静物制作（日本画）/全体バランスを掴み描き込む」「実習」
第19回　「静物制作（日本画）/完成、講評」「実習」
第20回　「剝製制作（日本画）/プロポーションを掴む」「実習」
第21回　「剝製制作（日本画）/質感を表現する」「実習」

第22回　「剝製制作（日本画）/描き込みによるリアル感」「実習」

第23回　「剝製制作（日本画）/完成、講評」「発表」

第24回　「古典模写/鳥獣戯画絵巻について」「講義」「実習」

第25回　「古典模写/画材の把握、準備」「実習」

第26回　「古典模写/場面の選択、構図の決定」「実習」

第27回　「古典模写/線の違いを把握する」「実習」

第28回　「古典模写/墨の濃さの違いを把握する」「実習」
第29回　「古典模写/全体の雰囲気を掴む」「実習」

第30回　「古典模写/全体の微調整、学生同士で比較」「実習」


油画

第１６回「人物表現1/ガイダンス」「講義」
第１７回「人物表現1/描画素材、支持体を試す」「実習」
第１８回「人物表現1/手法を探る」「実習」
第１９回「人物表現1/人体のバランスを考える」「実習」
第２０回「人物表現1/動きを捉える」「実習」
第２１回「人物表現1/量感を捉える」「実習」
第２２回「人物表現1/講評」「発表」
第２３回「人物表現2/ガイダンス」「講義」
第２４回「人物表現2/ドローイング」「実習」
第２５回「人物表現2/描画素材、支持体の準備」「実習」
第２６回「人物表現2/人物の構造を捉える」「実習」
第２７回「人物表現2/空間との関係を探る」「実習」
第２８回「人物表現2/全体のバランスを見直す」「実習」
第２９回「人物表現2/仕上げ」「実習」
第３０回「人物表現2/講評」「発表」


デザイン
第16回　「ストップモーション/オリエンテーション」「講義」
第17回　「ストップモーション/参考作品鑑賞」「講義」
第18回　「ストップモーション/アプリケーションの使い方」「講義」
第19回　「ストップモーション/アイデア出し」「実習」
第20回　「ストップモーション/動きの試作」「実習」
第21回　「ストップモーション/動きの検証」「実習」
第22回　「ストップモーション/撮影計画」「実習」
第23回　「ストップモーション/撮影（素材探索）」「実習」
第24回　「ストップモーション/撮影（構図の検証）」「実習」
第25回　「ストップモーション/撮影（動きの検証）」「実習」
第26回　「ストップモーション/編集（撮影素材を並べる）」「実習」
第27回　「ストップモーション/編集（カット順序の検証）」「実習」
第28回　「ストップモーション/編集（時間軸の調整）」「実習」
第29回　「ストップモーション/最終仕上げ」「実習」
第30回　「ストップモーション/講評」「発表」

（授業の方法）
第1回から第15回までは共通課題に取り組み、美術学科全教員による講評を行います。第16回以降は日本画、油画、デザインの３コースに分かれて、それぞれのコースの課題を行います。

特に使用しません。

ありません。

（成績評価の方法）
課題に対する積極的な取り組み（４０％）、提出作品の造形力（３０％）、表現技術の到達度（３０％）

（成績評価の基準）
・到達目標1；描画・表現技術を修得し、制作に活用することができている。
・到達目標2；自らの表現の問題を分析し課題を発見することができている
・到達目標3；対象や空間を客観的に観察することができている。

各課題のオリエンテーションで課題のねらいや条件などの詳しい説明があります。時間に遅れないように必ず出席してください。

〇

創作活動、制作活動を行っている芸術家による実習