シラバス情報

授業科目名
TOEIC2
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-FL-202L
担当教員名
池森 典子
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
TOEIC 1
次に履修が望まれる科目
上級英語1
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この授業ではTOEIC 1 に引き続き、TOEIC新形式問題の演習を通してTOEICに対応するための実践的な英語力を身につけることを目的としています。TOEIC 1 で習得した英語運用能力とTOEICのための攻略法を学び、より発展した実践的演習を通してTOEICの更なるスコアアップを図ることを目的とします。また、テキストの各ユニットの沿って取り上げられる様々な表現や文化的背景への理解を深め、英語コミュニケーション能力・表現能力の向上を目指します。

(受講生の到達目標)
到達目標1:TOEICの頻出語句や表現を習得し、基本的な英語を聞いたり読んだり内容を理解できる
到達目標2:ある程度まとまった内容の英語を聞いて理解したり、複数の文書を読み、関連性と内容が理解できる
到達目標3:TOEICの問題を解くためのストラテジーを習得し、実際の問題形式に対応できる

【授業の概要】
TOEIC(TOEIC® LISTENING AND READING TEST)は、現在日本でも多くの企業や大学で英語力判定の材料として使われています。この授業では、TOEIC新形式でよく出題される様々なパターンの問題を実際の日常生活やビジネスの場などの各テーマ、ジャンルごとに沿っておこないます。

TOEICの実践問題を通し、リスニング、語彙力の強化、文法問題、形式の異なるリーディング問題を各回テキストのユニットごとに行っていきます。日常生活やビジネスシーンなど様々な場面における数多くの演習問題を体系的に解くことによって理解を深め、学習内容の着実な定着を図るとともに、本番のTOEICテストと同様の流れの問題形式に慣れていくことができます。テキストの内容はTOEIC1よりも若干難易度は上がりますが、TOEIC1を履修していない人でも受講できます。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回  ガイダンス Unit 1 : Eating Out 文法:動詞(1)(講義)
第 2回  Unit 2 : Travel 文法:動詞(2)(講義)
第 3回  Unit 3 : Amusement 文法:品詞 (講義)
第 4回  Unit 4 : Meetings 文法:分詞 (講義)
第 5回  Unit 5 : Personnel 文法:不定詞と動名詞 (1)(講義)
第 6回  Unit 6 : Shopping 文法:不定詞と動名詞 (2)(講義)
第 7回  Unit 7 : Advertisement 文法:仮定法 (講義)
第 8回  まとめと中間試験
第 9回  Unit 8 : Daily Life 文法:受動態 (講義)
第10回  Unit 9 : Office Work 文法:代名詞 (講義)
第11回  Unit 10 : Business 文法:数量詞 (講義)
第12回  Unit 11 : Traffic 文法:接続詞 (講義)
第13回  Unit 12 : Finance and Banking 文法:前置詞 (講義)
第14回  Unit 13 : Media 文法:語彙 (講義)
第15回  Unit 14 : Health and Welfare (講義)

(授業の方法)
テキストは1回で1ユニット進みます。1ユニットはTOEICの実際の問題形式と同じようにリスニング問題とリーディング問題で構成されています。各実践問題を解きながら解答と解説を行っていきます。

第1回目
ガイダンスでは授業の内容や進め方、TOEICについて説明をします。また内容に沿って問題演習を行っていきます。
第2-7回目、9-14回目
テキストの内容に沿って問題演習を行っていきます。リスニング問題はディクテーションも行っていきます。次回のリーディング問題は予習課題として授業の前日までに解いておいてください。(解答はMS Teamsから提出してください。)問題の解答と解説を授業内で行います。
第8回目
まとめと中間試験を行います。第1−7回の内容を復習しておいてください。
第15回目
テキストの内容に沿って問題演習を行っていきます。リスニング問題は音声を聞きながらディクテーションも行っていきます。問題の解答と解説を授業内で行います。
テキスト・参考書
テキスト:
『一歩上を目指すTOEIC Listening and Reading test : Level 3 -Advanced』
(北尾 泰幸, 西田 晴美, 林 姿穂, Brian Covert 朝日出版社 ) ISBN: 978-4-255-15596-8

参考書:
TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編 (IiBC)
授業時間外の学修
各回授業の事前学習に必要な時間は約30分、事後学習に必要な時間は約60分です。

<事前学修>
・テキストの各ユニットのリーディング問題を事前に解いておきます。
 解答はMS Formsへ入力してください。また、分からない単語や表現があれば調べておきます。
<事後学修>
1.テキスト内容の復習
  間違えたところを中心に復習をします。音声はスクリプトを見ながら聞き直します。
2. Teams内で配信される小テストを解く。
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
中間試験(30%), 期末試験 (40%),
予習課題、各回小テスト (20%), 授業への取り組み (10%)

(成績評価の基準)
到達目標1:中間・期末試験において8割以上正答している。発話練習等でアウトプットが正しく出来ている。
到達目標2:予習課題、各回小テスト、中間・期末試験において8割以上正答している。
到達目標3:中間・期末試験において8割以上正答している。
備  考
・資料の配信、予習課題・各回小テストの提出はMS-Teamsから行います。
・MS-teamsがインストールされた大学ネットワークに接続可能なパソコンを用意してください。
・テキストのリスニング問題の復習はテキストの自習用音声を活用してください。
・オンライン授業の場合はMS-Teamsを用いたリアルタイム授業を行います。
・TOEIC公開テスト、および学内でのTOEIC−IPテストの受験を推奨します。

担当教員の実務経験の有無
実務経験の具体的内容
語学を活かした職業経験のある教員による実践的な語学教育を伴う授業