シラバス情報

授業科目名
野外スポーツ実習
開講年次
2年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
1.00単位
科目ナンバリング
G-HS-202P
担当教員名
藤岩 秀樹
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
健康スポーツ実習1
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
この実習では、ウインタースポーツとして人気の高いスキー又はスノーボードを生涯にわたって楽しむことができるための知識と技術を修得するとともに、自然に対する理解と認識を深めることを目的とします。

(受講生の到達目標)
到達目標1:冬山の特性、スキー場のマナー、安全への配慮について理解し、説明することができる。
到達目標2:スキー・スノーボードともに、基礎的な滑走技術について理解し、説明することができる。
到達目標3:スキー・スノーボードともに、緩・中斜面での大回りの連続ターンが実践できる。
【授業の概要】
実習は、2月上旬に3泊4日で行います。実習人数は20名程度とし、スキー(10名)、スノーボード(10名)とします。一連の実習においては自然環境下における振る舞い(マナーやエチケット)を理解し実践していくとともに、集団活動をとおしてコミュニケーション能力を養うこともあわせて目的としています。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
スキー
1日目 午後 用具説明、歩行、登行、方向変換、平地滑走、スケーティング
2日目 午前 転倒への対応、リフト乗降、直滑降、プルークでの制動
    午後 プルークボーゲン山回り(大回り、小回り)
3日目 午前 プルークボーゲン山回り(大回り、小回り)
    午後 滑走プルーク(外スキー舵どり、内スキー舵どり、ストックワーク)
4日目 午前 基礎パラレルターン大回り、確認テスト

スノーボード
1日目 午後 用具説明、スケーティング、リフト説明、片足装着サイドスリップ(バックサイド、フロントサイド) 
2日目 午前 サイドスリップペンジュラム、ウェイトバランスの変化(フロントサイド、バックサイド)
    午後 トラバース(斜滑降、バックサイド、フロントサイド)、緩斜面〜中斜面、ノーズドロップと停止
3日目 午前 逆エッジ、ノーズドロップからターン
    午後 緩斜面〜中斜面
4日目 午前 テール押し出しによるターン、確認テスト

(授業の方法)
スキー・スノーボードともに実技指導は現地スノースクールのインストラクターが担当します。実習1日目は午後、2日目・3日目は午前・午後、4日目は午前に実習を行います。各日、夕食後にミーティングを行い、その日の実習内容について振り返り実習レポートを作成します。最終日(4日目)の実技確認テストと提出された実習レポート内容により成績評価を行います。


テキスト・参考書
必要があれば事前に資料を配布します。
授業時間外の学修
(事前学修)教員から指示があった内容について予習を行ってください。
(事後学修)実習内容ついて振り返り復習するとともに、機会があれば再びスノースポーツを実践してみてください。  
成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
実習課題の達成状況(70%)、実習後に提出するレポート内容等(30%)により評価します。

(成績評価の基準)
到達目標1:冬山の特性、スキー場のマナー、安全への配慮について理解し、正しく説明することができる。
到達目標2:スキー・スノーボードともに、基礎的な滑走技術について理解し、正しく説明することができる。
到達目標3:スキー・スノーボードともに、緩・中斜面での大回りの連続ターンが実践できる。 
備  考
スキー・スノーボード用具一式、ウェアは現地でレンタルがあります。
実習経費(すべてレンタルの場合は45,000円程度)は個人負担とします。
希望者多数の場合は抽選により履修者を決定します。
実習は、初心者対応の講習内容になっていますが、経験者も参加できます。
履修決定後、実習についての事前説明を行いますので履修者は必ず出席してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容