教員名 : 川口 俊宏
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授業科目名
教養数学
開講年次
1年
開講年度学期
2023年度後期
単位数
2.00単位
科目ナンバリング
G-NS-101L
担当教員名
川口 俊宏
担当形態
単独
【科目の位置付け】
この授業の基礎となる科目
次に履修が望まれる科目
【授業の目的と到達目標】
(授業の目的)
ニュースや新聞で目にするいろいろなグラフの見方など、教養としての数学を学び、就職試験などで必要となる高校までで学ぶ数学の総まとめを行います。様々な方程式と関数の概念を理解し,それらの計算が出来るようになるのが目的です。 (受講生の到達目標) 様々な数について、それらの特性に関する問題を解くことができる。 1次/2次方程式や不等式を解くことができ、除法などを用いて式を整理することができる。 背理法を用いた証明ができる。 2次関数/指数関数/対数関数のグラフを描くことができる。 三角関数の初等的な性質を説明できる。 【授業の概要】
数と式,1次方程式,2次方程式や,指数関数と対数関数,三角関数の扱い方を学ぶ。解説を聴くだけでは実際の理解に繋がらないため、演習問題を解くことも授業中に行う。受講生同士の意見交換や相談の時間を取り、他学生の考えも聴きながら進められるようにします。観難易度は、経済情報学部向けに開講されているリメディアル数学と基礎数学の間のレベルです。
【授業計画と授業の方法】
(授業計画)
第 1回 数と数式の性質(1) 数とその計算 第 2回 数と数式の性質(2) 整式の計算 第 3回 数と数式の性質(3) 整式の除法 第 4回 方程式(1) 1次方程式の考え方と解法 第 5回 集合と論理 集合と論理の考え方、構成要素 第 6回 方程式(2) 等式と不等式の証明 第 7回 2次方程式(1) 2次関数とそのグラフ 第 8回 2次方程式(2) 2次関数と2次方程式・2次不等式 第 9回 様々な関数(1) 様々な関数のグラフの描き方 第10回 様々な関数(2) 指数関数 第11回 様々な関数(3) 対数関数 第12回 三角関数の初等的性質(1) 正弦と余弦 第13回 三角関数の初等的性質(2) 三角関数の基本性質と方程式・不等式 第14回 三角関数の初等的性質(3) 三角関数の加法定理 第15回 三角関数の初等的性質(4) 三角形への応用 (授業の方法) ・教科書の内容と例題の解答を解説した後、類題を解く演習時間を授業中に設け、個別の質問も受け付けながら、巡 視・指導を⾏い、習熟度を確認します。演習終了後は解説と解法のポイントや注意点の提⽰を⾏います。 テキスト・参考書
『基礎数学 [第2版](LIBRARY 工学基礎&高専TEXT)』 河東泰之 監修 数理工学社
授業時間外の学修
(事前学修) 教科書の該当箇所を読むことにより予習を行ってください。
(事後学修) 授業中に解いた類題が解くことができなかったり、解説を聴いても理解できない時は、教科書で 解説されている解説⽤問題の箇所をよく読んで理解を進めて下さい。 新聞記事やテレビニュース等で報道される社会現象のグラフについて、データの振る舞いの特性を読み取る練習を行って下さい。就職試験に向けて、基礎的な数学力の向上を目指して学修を続けて下さい。 成績評価の方法と基準
(成績評価の方法)
期末定期試験で評価する(100%)。 (成績評価の基準) 到達目標の欄で挙げられている以下の項目群が達成できている: 1次/2次方程式や不等式を解くことができ、除法などを用いて式を整理することができている。 背理法を用いた証明ができ、2次関数/指数関数/対数関数のグラフを描くことができている。 三角関数の初等的な性質を使いこなせている。 備 考
各回の授業開始時までに、教科書の内容に目を通して来て下さい。講義内容・テキストで理解しにくかったところは、授業後やオフィスアワーに質問してください。
担当教員の実務経験の有無
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実務経験の具体的内容
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